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カテゴリ:brew
とても楽しみにしていた展示をウキウキしながら観に行った。
入口を入ったところで、携帯をマナーモードにしていなかったことに気がつき、 あわてて操作していたら、 展示場でイスに座っている係の女性が近づいてきた。 年輩の人の良さそうな女性、満面の慈しみの笑み。 多少の研修をうけた、半ば有償ボランティアの人じゃないかなと思うが・・・。 「お客さま、館内での携帯の操作はご遠慮下さい」 「すみません、今、音が出ないようにしていたんです」(エヘヘ、そうですよねという感じで) 「館内での操作は禁止されていますので」 「はい、そうですよね」(汗) 「電源をお切り下さい」 「???・・・マナーモードじゃいけないんですか?」(そんなわけないでしょう?と) 「ええ、館内での操作は禁止されています。電源をお切り下さい」(迷いのない満面の慈しみの笑み) 「はあ?」(相手に伝わるように、疑問の表情で) ニコニコと無表情の女性。 「電源を切るために操作するのは良いのですね」(イヤミと分かるように) 「ええ、もちろんです。ほほほ」(イヤミが通じなかった) マナーモードでもよいハズだと思いつつ、話が通じる人には見えず、 仕方がないので電源を切った。 その女性はなにやら一仕事終えたとばかりの充実感を漂わせ、席に戻る。 普通なら、なんのことはない会話なんでしょうが、 美術館の運営方法やらシルバーの市民ボランティアの行く末を案じているボクには、 どんよりと暗くなる出来事でした。 今後、迷いなく、場の空気も読めない、未熟なサービス提供者が、 未熟であることに気づかぬままに増えていくのでは・・・なんて。 もう、楽しみにしていた展示なんて、頭にいっさい入らない。 10分もしないで、出てきてしまった。 会場を出て、問題提起をしておかないとと、受付嬢に質問&クレーム。 「展示会場内で、携帯はマナーモードではダメなのですか?」 「ええ。誤作動とかありますから、マナーモードではダメですね」 「本当ですか?」 「はい」 「どこに書いてありますか?」(掲示に「携帯の使用はご遠慮下さい」とはあるのは知っている) 「ええと・・・上の者に確認取ります」 電話している受付嬢。 「・・・マナーモードでも良いそうです」 ウーム。 「係員の偽りの情報で不愉快になり、展示を全然観れなかった!」と、 上の者&主催者にクレームをつけ展覧会チケット代は返却してもらいました。。 しかし、きっと問題提起というより、単なるクレーマー1名と記憶されたにちがいない。。。 ボクはボクで・・・また観に行かないと。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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