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2007.09.01
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カテゴリ:読書日誌
雪が降るまえに.jpg



今日から九月。

心なしか、空の色は澄み、風の音もサラサラ乾いています。たった一日にして、昨日から今日へ季節感ががらりとシフトした気がします。

そんな一日、嬉しいニュースを目にしました。

アルセイニ・タルコフスキーの詩集の邦訳が、この六月に出版されていたんですね! 知らなかった~!(笑)

題名は、まだ九月になったばかりでかなり気が早い感じですが、

「雪が降るまえに」

息子アンドレイ・タルコフスキーの映画「鏡」などで、アルセイニの詩が朗読されているのを聞いて(読んで)、たいそう感動を覚えたものです。

大学時代、ロシア語の先生と、アルセイニの詩のことはよく話したりしていました。そのときは、まだ邦訳は出ていないんだよと仰っていましたが、あれから十数年、ようやく、日本語で読めるようになったんですね~。さっそく近いうちに買おうと思います。




 「はじめの頃の逢瀬」


夜が来ると、僕に慈悲が

与えられた。至聖所の扉が

うち開かれ、闇にまばゆく輝き

ゆるやかにもたれてきた裸身。

それから目を覚まし、「君に祝福あれ!」

そういって僕は知ったものだ、不遜なのだ、

僕の祝福の言葉など。君は眠っていた、

その瞼に宇宙の青で触れようと

君のもとへライラックがテーブルから身を伸ばした、

青に触れられた瞼は

安らかで、手があたたかだった。








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Last updated  2007.09.01 16:22:28
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