家族でテレビの前に座りこんでWBC(World Baseball Classic)の準々決勝、対韓国戦を観た。韓国チームとは今回4度目の試合である。
初戦の日本チーム(サムライ・ジャパンという私にとってはむず痒くなるような呼び方をしている)は、WBCの特別ルールに則ってのコールド勝ちをしたが、その喜びもたちまち潰えて、過去3回は1勝2敗。その後の対キューバ戦で思わぬ勝利をして、今日、韓国との4度目の対決となったわけだ。
日本は2点先取したものの同点に追いつかれ、恃みのイチロー選手はこの大会、打撃はまったくふるわず、過去13打席のうちヒットはただ1度だけ。ライトの守備ではメジャー・リーグでお馴染みの目ざましいジャンピング・キャッチを見せてくれていたが、とにかく成行きはまったく楽観をゆるさず、我が家の一同はハラハラドキドキ。ごひいきの城島選手は、前回、審判から退場宣告され、今日のキャッチャーは阿部慎之助選手。阿部選手も私はご贔屓だし、いままでベンチを温めていただけなので、出番がまわってきたことは嬉しい。城島さんは一番バッター。これも途中から稲葉さんが代打となった。しかし、原監督のこの采配はみごとに図に当り、稲葉さんは活躍。そして小笠原道大選手の活躍。「ドウダイ!」てなもんで、なんと6対2で快勝した。
準決勝はアメリカ・チームとの対戦。月曜日(23日)、ロスアンゼルスで。
韓国はベネズエラと対戦するが、ここでもし韓国が勝利し、わが日本チームも勝利したとすると(それを願っているけれども)、優勝決定戦はまたまた韓国とぶつかることになる。テレビ解説者は対韓国戦をしばしば「因縁の対決」と言ってきた。まさにそんな様相を呈しているこのWBCである。そうなると面白いんのだが・・・ 日本チームは連覇をかけているし、韓国チームは初戦のコールド負けを「恥辱の日」と呼んでいるとかいないとか。
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