きたる5月21日に日本の各地、広範囲で見ることができる金環食が話題になっている。
それもそのはずで、十年に一回、ないし数十年に一回の割合でしか起らない金環食、日本にいながらにして見られるのはきわめて限られている。前回は、1987年9月23日に沖縄で見ることができた。次回は、2030年6月1日に、北海道で見ることができる。
私のように東京在住者にとっては、なんと173年ぶり。次に東京で見ることができるのは、ちょうど300年後の2312年4月8日である。データによれば、西暦になってから、そして今後1,000年の間、すなわち3,000年間に現在のこの東京なる地で金環食が観測された(される)のは、わずか8回なのだそうだ。5月21日の金環食が話題になるのもむべなるかなである。
この日、もっとも完全なリングが観測できるのは静岡県。午前7時32分14秒。
東京は午前7時34分33秒。埼玉、午前7時34分48秒。水戸、午前7時36分23秒。
鹿児島や高知の方々は午前7時22分、大阪の方は午前7時29分には観測用眼鏡を着用して天をあおいでください。わずか数十秒後にその地でもっとも美しい状態が過ぎてゆきます。
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Last updated
Apr 24, 2012 04:01:30 PM
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