驚いた。ニューヨークで開幕したテニスの全米オープン初日、錦織圭選手がペール選手(フランス)と対戦し、フルセット2−3(4―6、6―3、6―4、6―7、4―6)で、よもやの初戦敗退を喫した。ペール選手のなりふりかまわぬ戦術に嵌ったか?
第2セットめ、リターンしたペール選手のラケットが手からすっこ抜けてネット際まで吹っ飛んだ。見たことない光景。ペール選手はさかんに主審に何かを言う。どうやら代わりのラケットを持っていないと言っているらしい。解説の松岡修造氏によると、世界大会レベルの試合では、選手は10本前後の予備ラケットを持って登場するものだそうだ。何をまくしたてているのか分からないが、やがてコーチに指摘されて自分のバッグの中を覗いたペール選手、代わりのラケットを持って来ていた。観戦している方も呆れたが、錦織選手は集中をそがれてしまったかもしれない。第4セット、タイブレークをペール選手に獲られると、その後は、錦織圭選手の持ち味でもある頭脳プレーができなくなってしまった。
なんだかイヤな試合を見てしまった気分だ。しかし、それでも勝負は勝負。かえって錦織圭選手の次の試合に、私は興味津々である。
さて、私の作品制作。きのう買ったゴーグルを着け、グラインダーで地塗りしたキャンヴァスを磨ぎ出す。その後、下図を転写。
そこで作業をやめて、雨が小休止したのを見計らって、市から依頼されていた高齢者について、お元気かどうか会いにでかけた。