昨日の雨があがって、今日「文化の日」は気持のよい秋晴れとなった。
昨日は雨の中を民生委員の会議に出席するために市役所に行った。往きはバスで、帰りは徒歩。
我が市はまったく不便なことこのうえない。商店もなければ、交通手段もまるで辺境のごとしだ。市政はこのようなことにほとんど無頓着。独居高齢者は、ほとほと難渋している。車の運転だって、認知症が入ってくると止めてもらわなければならない。私が担当する数百人の高齢者の毎日の買い物を、私が代わりにやってあげられるわけがない。それでいて私のこの日の会議は高齢者に関する勉強会。日々高齢者からの相談現場にいるはずなのに、その現状とはいささかならずかけ離れた自分たちのためのオベンキョウばかりやっている。私もその一員なのだから、自嘲ものだ。まあ、ある点では手の施し様がない実情----。行政ができないこと、やらないことを、なんの権限も付与されていない民生委員ができるわけはなし、手ぶらでいることができないから、自分たちのために、たいした役にもたたない知識を蓄えているというわけである。
で、翌日の今日は「文化の日」。笑っちゃうよねー。何が「文化」なのだか。