我が町の自治会から「黄色いハンカチ」が無償で各戸に配布された。「平成27年度東京都地域の底力再生事業助成」の認可を受けての、いわゆる「黄色いハンカチ運動」である。
震災時の救助活動に対して、「我家は安全です」という目印に使用する。人的重大被災における人間の生命の限界は72時間(三日間)といわれている。一刻も早く救助するための自助・共助が望まれ、黄色いハンカチが出ていれば、その家に対する救助活動はひとまず除外できるというわけだ。
模擬訓練が、2月半ば過ぎに実施されることになっている。私も民生委員として、すでにあらかじめ非常時の救助要請が出ている独居高齢者や、身体不自由な状態にある方々の家を、駆け巡ることになるだろう。