二日間この日記を書かなかった。忙しかったからだ。
今日は夕方から月に一度の日野市民生委員合唱団「かしの木」の練習。
今後いくつかの出演スケジュールがあり、それぞれ曲目プログラムが異なるので、曲をおぼえるのが大変だ。そして今日は、私は、オワライ芸人が言うところのイジラレっぱなし。
じつは昨日、日野市全域の民生委員全員と市長を初めとする来賓を迎えての年度始めの総会だった。私の所属する地区はその幹事当番。各員がそれぞれ役割を分担して会議を進行したわけだが、私の役割は、閉会直前に「民生委員の歌 花咲く郷土」を歌唱リードすることだったのだ。
市民会館ホールの大勢の前で歌うことには何の抵抗も無い。マイクも必要ない。私の声は充分ホールの後ろまで届くであろう。私は前もって司会者にマイクは使わないことを伝えてあった。
私は歌った。歌い出したとたんに会場がどよめいた。一緒に歌うはずなのに、歌うのをやめてステージの私を見ている。------歌いおわると拍手や声援がわきおこったのだ。
まあ、そういうわけで、たぶん、役目は果たせたのであろう。ある委員が私に言った。長年、毎年毎年おなじようにやってきて、会場がどよめいたのは初めてだ、と。
私は笑って聞き流したが、----この一件について今日はイジラレたのである。ホメてくれているのだから、ありがたくイジラレ倒されていた。合唱指導の先生曰く、「歌の内容にぴたりとハマッテいた!」と。ウフフ、である。
昔、大学入学当初、学校で身体検査がおこなわれ、そのとき私の肺活量の数字を見た保健士がちょっと驚いた。平均値をかなり上回っていたらしい。いま72歳になって、19歳の頃の肺活量と比較することは全くできないし、歌っていても息がつづかなくなっていることは自覚している。それでも3年近くでわずか30数回の合唱練習ながら、次第に肺活量が復活していると思える。
楽譜には無い息継ぎのズルの仕方を自分なり覚えたこともある。が、やはり練習の成果と言ってよさそうだ。
今日も先生にイジラレながら、「生徒として良い生徒でしょう?」とやりかえすと、先生はあっさり頷いて認められた。------私は、「この先生は自分に適している」と直感すると、自分を捨ててその場で徹底的に教えを吸収する性分なのだ。
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Last updated
Apr 28, 2017 12:50:05 AM
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