しばらくぶりに「蕗の薹」で句を詠んだ。
つまずきて地に這いて見ゆ蕗の薹 青穹
山蔭に見つけて嬉しふきのたう
黒土に触るれば温しふきのたう
ことば掛く仲とはなりぬ蕗の薹
待ち人は来るや来ざるや蕗の薹
月かげを反して銀(しろがね)ふきのたう
呼びとめる無人露店の蕗の薹
亡き父母に宝珠のごとき蕗の薹
ほろにがき苞(つと)七十路やふきのたう
民生委員同僚T氏に寄す
畑作の土も日ごとの温さかな
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Last updated
Nov 23, 2019 10:25:28 PM
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