2546248 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

山田維史の遊卵画廊

山田維史の遊卵画廊

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Freepage List

☆Tadami Yamada's Paintings 新アダムとイヴの誕生


☆Tadami Yamada's Paintings 新アダムとイヴの誕生2


☆Tadami Yamada's Paintings 無量寿経シリーズ


☆Tadami Yamada's Paintings「私は美しい」シリーズ


☆Tadami Yamada's Paintings りんご充満空間シリーズ


☆Tadami Yamada's Paintings 花のマスクシリーズ


☆Tadami Yamada's Paintings 回 顧 展 part 1


☆Tadami Yamada's Paintings 回 顧 展 part 2


☆Tadami Yamada's DRAWINGS 1


☆Tadami Yamada's DRAWINGS 2


☆Tadami Yamada's DRAWINGS 3


☆Tadami Yamada's 小さな絵日記より


☆Tadami Yamada's Still Life:静物画(1)


☆Tadami Yamada's Japanese style:「和」


☆Tadami Yamada's 素描(1)野菜シリーズ


☆Tadami Yamada's 素描(2)貝殻シリーズ


☆Tadami Yamada's 素描(3)はんなりシリーズ


☆Tadami Yamada's 素描(4)人形シリーズ


☆Tadami Yamada's Paintings 回顧展Part3


☆Tadami Yamada's Paintings 回顧展Part4


☆ディクスン・カーの為のブックカヴァー


part 2  早川書房版


☆Tadami Yamada's Poetry 詩画集「遊卵飛行」


☆Tadami Yamada's Works: ブック・カヴァー選集


☆Tadami Yamada's イギリス・ミステリ傑作選カバー


☆Tadami Yamada's サンリオSF文庫他


☆Tadami Yamada's 光瀬龍、宇能鴻一郎、泡坂妻夫、志水辰夫他カバー


☆Tadami Yamada's ハヤカワ・ノヴェルズ、他


☆Tadami Yamada's 絵のない装丁


☆Tadami Yamada's ドラキュラ叢書


☆Tadami Yamada's Illusto., Part1『闇の国の子供』


☆Tadami Yamada's『妖怪博士ジョン・サイレンス』


☆Tadami Yamada's Part3『プラネタリウム』


☆Tadami Yamada's Part4『世の終わりのイヴ』


☆Tadami Yamada's Part5『洪水伝説』他


☆Tadami Yamada's Part6 児童書その他の挿画


☆Tadami Yamada's Part7 『心霊術入門』その他


☆Tadami Yamada's Part8『別冊宝島仕事の本』


☆Tadami Yamada's Part9 初期雑誌挿画


☆Tadami Yamada's ドラキュラ叢書『ジャンビー』挿画


☆Tadami Yamada's ドラキュラ叢書『幽霊狩人カーナッキ』


Tadami Yamada's monochrome cuts -#1


Tadami Yamada's monochrome cuts -#2


■Yamada's Article(1)卵形の象徴と図像


■Yamada's Article(2)ユングの風景画


■Yamada's Article(3)画家ムンクの去勢不安


■Yamada's Article(4)夢幻能と白山信仰


■Yamada's Article (5) 城と牢獄の論理構造


■Yamada's Article(6)ムンク『叫び』の設計と無意識


■Yamada's Article (7) 病める貝の真珠


■Yamada's English Article (8) 能の時空間の現代性


■Yamada's Article (9)『さゝめごと』に現われた十識について


■Yamada's Article(10)狐信仰とそのイコノグラフィー


■Yamada's Article (11) 江戸の「松風」私論


■Yamada's Article (12) 伊勢物語「梓弓」について


☆自画像日記


☆インタヴュー Vol.1


☆インタヴュー Vol.2


☆インタヴューVol.3


☆インタヴューVol.4


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュ


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart2


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart3


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart4


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart5


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart6


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart7


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart8


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart9


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart10


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart11


★山田芝恵書道展


☆ Tadami Yamada's short story


Death Mask


That Man


The Infancy Lover's Suicide


★Poetry of Tadami Yamada(1)


Poetry of Tadami Yamada(2)


Poetry of Tadami Yamada(3)


Poetry of Tadami Yamada(4)


Poetry of Tadami Yamada(5)


Poetry of Tadami Yamada(6)


Poetry of Tadami Yamada(7)


Tadami Yamada's HAIKU


Tadami Yamada's HAIKU (2)


★山田維史の画集・年鑑


Free Poster (無料ポスター)


Free Poster 2 (無料ポスター)


Free Poster 3 (無料ポスター)


ウクライナ連帯の無料ポスター(1)


ウクライナ連帯の無料ポスター(2)


ウクライナ連帯の無料ポスター(3)


戦争反対・表現の自由/無料ポスター(1)


戦争反対・表現の自由/無料ポスター(2)


ウクライナ連帯の無料ポスター(4)


共存は美しい


難民の日ポスター


パンを!


撃つな!


DON'T SHOOT !


This is the world


命の尊厳:Sanctity of Life


政治の腐敗


✴️Tadami Yamada’s Brief Personal Record


✴️ CONTACT ✴️


Archives

Aug 2, 2022
XML
カテゴリ:日常雑感
 朝から取りかかっていた作品制作の手を休めて、冷たいコーヒーを飲む。もう昼食の時間だ。きょうも猛烈な暑さである。温度計を見ると、なんと38℃である。ちょっと外出したかったが、たいした用事でもないので中止にした。

 閑話休題。
 今朝、顔を洗いながら鏡を覗いた。あご髭、口ひげが、ほぼ真っ白だ。近頃は外出時にマスクをするので、元来無精なのが一層無精になって鬚を剃らない。中途半端な伸び具合の鬚が、老人顔をさらに老人顔にしている。まあ、それはいいとして、いささかギョッとしたのは、鼻から下、つまり顔半分の下のほうだが、死んだ父の顔にそっくりだったのだ。特に唇の両脇の頬から顎にかけてが似ていた。

 どういうことだろうと思いながら、頬の筋肉を少し耳のほうにひっぱりあげてみた。それで納得した。筋肉に張りがなくなって、たるんで来たせいなのだ。私の顔が、より老人顔になり、亡父の顔に似てきたというわけだ。しかし、ここまで似るとは! と、驚いたのである。

 顔の上半分は似ていない。それは、私の目には父の目より「激しさ」があるからかもしれない。
 年齢を重ねるにしたがって内面の激しさをひそめてしまう人がいる。たぶん良い人生を過ごしてこられたのだろう。私は亡父の人生も亡母の人生も、息子として考えてみたことはないので、父の目の底に何が存在するかを知らない。追求してみようかなと、思わないでもないが、知らなくてもいいとも思っている。
 ひるがえって、私の目は、年を重ねるにしたがって激しくなって来ているかもしれない。

 私は少年のころから「目の鬼」になろうと思っていた。たじろがずに見ること。できるだけ観察に徹すること。幻想的思念を排除する目をもつこと。・・・それが「目の鬼」ということだ。これも子どものころのことだが、風邪などに罹って熱にうかされると、何か対象に目を接して舐めるように這いずりまわる私自身を夢に見た。たとえば、自分自身の手が巨大化してその手によじのぼり、巨大な爪に目を近づけて小さな爪切でプチリプチリと爪を切ってゆく。そんな夢だ。

 版画家の棟方志功氏の制作している姿は有名で、写真で拝見すると、版木に鼻をこすりつけるように、・・・いや、お目を接するように彫刻刀を揮われていた。近眼が相当すすんでいられたのだろう。
 私が、その晩年の数年間、謦咳に接していただかせた湯浅泰雄博士のお姿も思い出す。本を読まれるとき、あるいは原稿を執筆されたりゲラの校正をされるとき、やはり目をお近づけになり、対象との距離は15cmほどだった。私は湯浅泰雄全集を作っているとき、著者校正をお願いするゲラはB4判にまで拡大して届けた。少しでもご負担を軽くしてさしあげたかった。先生が執筆されるお姿を知っていたからだ。

 お二方は目が不自由だったということもあろう。しかし、その鬼気たるお姿は、目の不自由とだけですまされない気配があった。私はお二方にも「目の鬼」を感じていた。
 
 私は、おそらく自身の内面の激しさを死ぬまで静めることはできそうにない。枯淡の境地とはほど遠い。てんで悟れましぇん、である。
 覚ったのは、この日本が、党派政治のなかで与野党に関わらず人格卑劣な、腐肉をまとった政治屋商売人を排出してきたということ。そのような人間が厚顔無恥に日本を操縦してきたのだということだ。「国家の品格」だと? バカ言ってんじゃないよ。何を見ているのだ。
 私は、今朝、鏡を見ながら、我ながら悪相の激しい目を、両手で一層吊上げてみた。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Aug 3, 2022 09:45:07 AM
コメント(0) | コメントを書く
[日常雑感] カテゴリの最新記事


Comments

AZURE702@ Re:「比叡おろし」(汚れちっまた悲しみに)(08/21) 三角野郎(絵本「マンマルさん」)さんへ …
三角野郎(絵本「マンマルさん」)@ 「比叡おろし」(汚れちっまた悲しみに) ≪…【ヴィークル】…≫の用語が、[ 実務と…
山田維史@ Re:[言葉の量化]と[数の言葉の量化](08/21) ヒフミヨは天岩戸の祝詞かなさんへ 書き込…
ヒフミヨは天岩戸の祝詞かな@ [言葉の量化]と[数の言葉の量化] 「初めて語られた科学と生命と言語の秘密…
AZURE702@ Re[1]:映画脚本家の名誉のために(07/15) 赤坂ささんへ コメントありがとうござい…

Favorite Blog

スイフトの受け取り New! 釈迦楽さん


© Rakuten Group, Inc.
X