午前中に、一ヶ月ほど前に予約してあったインフルエンザ・ワクチン接種のため主治医のクリニックに行った。
その後、町内の子どもたちが来訪するというハロウィンのための菓子を買いに少々の遠出。というのは近所のスーパーマーケットその他の店に、アレルゲン物質が入っていない菓子が見つからなかったためである。それぞれの子供がいかなる物質に対するアレルギーかを特定せず、つまり誰にも無難なものを見つけるのが、なかなか難しい。たとえ特定していたとしても、アレルギーがある子供の親は毎日大変であろう。
とにかくなんとか5種類の菓子を見つけた。それを一人分として、35人分を用意した。さあ、「トリック・オァ・トリート」と、いつでもいらっしゃい。
ちょっとディッケンズの小説を思い出す。けちん坊で意地悪な爺さんが登場したと憶えているが、私は、・・・ウフフ。
昔、もちろん私自身が子供だったけれど、小学校時代・中学校時代・高校時代を通じて子供達のためにいろいろな、ささやかな「福祉事業」をやってきた。私の企画に、両親は何もいわずに費用を出してくれた。・・・いや、それは私がおとなになってから思ったこと。当時はお金のことなどまったく私の念頭になかった。両親は内心であきれていたかもしれない。しかし私がすることに一言の口を出したことはない。苦情を言ったことがない。両親にお金の余裕はなかっただろうに・・・。今にして亡き両親に対し、サンキューである。