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カテゴリ:心の混沌とした背景
冷たい風が吹き荒れ
失くした我が子をこの手に・・・ 何処か寂しげで失くした 我が分身 気が触れ逝く心は 命とは 何と 儚いものかと嘆き 凍り付いていく 子守唄が響き渡り 心の中で子守唄は切なく聞こえている この手に抱くこと叶わず この手に抱くはもう二度と無い 嬰児の魂は生まれること叶わず 嬰児の姿は容と成らず 命の炎が消えようとしている 蝋燭の炎のようにゆらゆらと 何処か冷めていく感覚の中で 人知れず闇に葬り去られる嬰児 生まれたいと願うけれど叶わない 生まれることのない子達は それでも、あなた達を求めて止むことはない 嬰児の魂は今もあなたを求めている それに気づけない愚かな者たち 生まれること叶わない 嬰児たちは・・・ 今もあなたを求めて止まない 止まない 止まない・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年11月26日 21時01分38秒
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