カテゴリ:自転車
三津のシーパラダイスを出発したあとは見慣れた沼津の大通りを車と並走する。
時刻も午後1時を過ぎたところなので交通量は多い。 渋滞の脇をすり抜けるように走るので平均速度は全く上がらないがこれは仕方がない。 さすがに伊豆からそれよりも都会の沼津になるとかなり暑く感じるのは気のせいでもなかろう。 猛暑のなかを国道一号線箱根に向かう途中に構えるキャノンボーラーにとって関所とも言えるローソンニュー箱根店にて登り直前の補給を行う。 標高846mまで登らなければならない天下の険と言わしめられた箱根峠。 三島側は小田原側に比べればまだ斜度はそれほどでもないとはいえ 実はワタクシ、箱根峠は小田原側からは何度も登っているのですが、三島側から登るのは今回が初めてです。 サコライド御前崎やキャノンボールでも東京から西へ向かうのには箱根峠を登りましたが、東行きのときには熱海峠や御殿場をまわって東京に戻るルートをとっていたからです。 ということで初めての三島側からの箱根登山です。 ローソンでウィダーインゼリーとミネラルウォーター、そして難敵箱根峠まえにレッドブルを注入します。 他にも一人のローディーが休憩していました。自転車に括り付けられているバッグの数からして数日間のロングライドをしている様子。 ワタクシはボトルに水を満たして余った水を身体にかけます。 ボトルも一本は飲料用でもう一本は身体にかける分とします。 時計を確認してから登山開始。 最初のうちはスイスイ登っていきますが木々がないので日差しを避ける場所がなく身体が焼かれていくのがわかります。 半分ほどまで登ったところでボトルの水を身体にかけて少しでも冷やします。 標高も400m過ぎまで上がってくると風が冷たくなってくるので水で濡らした衣類が気化熱で冷えて気持ちいいです。 今回は昼間の日差しの強さを考えてパールイズミのレッグカバーを装着してきましたが、水で濡らすとしばらくの間は生地が水を保持するので冷たい感覚が持続しますから素足よりはいいです。 ただ夜間は脱いでは走ったほうが夜風が気持ちいいですね。もっともレッグカバーなんですからとったりつけたりできるところがメリットなんですからそこを活かしてナンボでしょうか。 で、ここまで300km以上走ってきたわけですからいい加減力も出なくなってきます。 ダンシングしたくでもすぐへこたれてシッティングになってしまいます。 「ダメだなぁ」 と思いますが、考えてみれば昨日も炎天下の中で車の整備をしてヘロヘロになっていたのにそのまま夕方に自宅を出て走り続けているんからそんなもんかもしれない。言い訳みたいなもんだろうけれど。 そんなことを考えていると急に目の前の景色が薄らいできた。 こ、これは貧血症状ではないか! 安全な場所に避けて降車しすぐにアタマを下げたらなんとか視界は元に戻りました。 お〜アブナイ。 ウィダーインゼリーを飲んで息を整えて再スタート。 メーター表示では残り500mでゴールのはずなんだがまだそんな様子が見えない。 おかしいなぁ。 ようやく現れた道路標識を見ると箱根まであと2kmとあるではないか。まだあと2kmも走るのか。 それでもシッティングでもって一番軽いはずのギアをネチネチと回してなんとか箱根峠に到着。 タイムは70分であった。 まぁそんなもんかな。 一気に元箱根に下ってチェックポイントでもある関所の写真を撮って腹減ったからめしめし。 どこにしよ〜かな〜と思いめぐらすもケツが濡れているので「深生そば」のような上品な店はまずかろうからとパスしてなぜか「ついき」にインしてしまった。 過去にも一度立ち寄ったことがあるのでというのが理由。ケツが濡れていても板敷きの小上がりならなんとかなろうというところだ。 冷水で一服、うーんこんなに箱根の雰囲気を感じられないほど疲れているのは初めてかもしれない・・ そんなことを感じながら月みそばを注文。 あと100kmほどなんだけれども午後4時ということはゴール到着まで5時間は見ておいた方がよいだろう。 となると到着は9時くらいということになるか。サコッシュの閉店時間が10時だからラストオーダーのコトを考えるとあんまり余裕はない。 特に夕方の時間帯は渋滞を考慮するならなおさらだ。 さっさと月見そばを食べたら箱根旧道七曲がりをダウンヒル。 いつもはのぼるばかりの箱根旧道なんだけれども久しぶりに下ってみると 「よくこんな凶悪な坂道を好き好んで登ってくるな。アタマおかしいんじゃね?」 と自分自身を馬鹿にしてしまった。 どうしてもロードバイクのブレーキレバーを上手に握れないので下りが苦手なんだけれど、 なんとかチェックポイントの弥坂の湯に16:25に到着。345kmに22時間25分もかかってしまった。 ほんとうはここで入浴して帰る予定だったのだけれども、立ち寄るとサコッシュのラストオーダーに間に合わない可能性があるので諦めて素直に立ち去った。 カテゴリ:パールイズミ|サイクルウェア|アクセサリー|L||パールイズミ 『417_2_L/tk』417メッシュ UVレッグカバー (2.ブラック)L 特価品 [0233090002] ********************
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最終更新日
2012.08.26 05:07:25
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