yoshiyukiの営業日記と『ログハウスな日々』

今日、会社のトイレ掃除をしていて、ふと思い出した出来事。
悪い風習というか、慣習とでも、言えばいいだろう。
経験年数４、５年の営業マンを、自宅から一番遠い拠点に、『修業』という意味で、転勤をさせていた。特別な支援、優遇などはなく、通常通りにマイカー通勤。

その、修業という慣習も、私が最後の人間となった。今は、そのような人事異動もなくなった。

ちょうど、修業時期の人選に、私を含め三人の営業マンが選ばれた。もちろん、対象に選ばれない、ラッキーな営業マンもいる。

転勤配属後、一年が過ぎた頃、修業中の営業マンが、通勤途中に、大きな自動車事故を起こした。しばらくの間、自宅待機扱いという形には、なっていたが、ケガの回復後会社を辞めてしまった。これで、修行中の一人が脱落した。

この私も、帰宅途中、疲れのあまりに、コンビニエンスの看板塔に、クルマで突っ込んでしまったことがある。幸い私は、ケガは無かったが、クルマはかなり、損傷した。

そして、修行中のもう一人は、転勤先拠点が、店舗閉鎖に伴い、自宅近くの拠点に戻るような形になった。
それから、しばらくして、私も戻れるようになった。

私を最後に、この悪い慣習は、無くなった。
修業に出た営業マンは、大半以上が、辞めてしまうからだ。

修業から、戻ってきて早２年がたった。


写真：２年前、今の拠点に、戻ってきた時に、トイレ掃除用に買った、花王の業務用マジックリン。
もう少しでなくなる。
思い出がある、マジックリンになった。