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白いつる薔薇の咲く庭を夢見て

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December 14, 2020
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健康オタクになって

何冊も本を読んできたわけだけど

自分の食生活は決まったので

これからは読む数は減ってくると思う。





両親が苦しめられたガンに私もなるのではないかと

いう恐怖と私が抱えていた糖尿病や高血圧などの

持病をなんとかしたいと思っていたので

読んだ本はガンや生活習慣病に関するものが多かった。





その中で印象が強くて今でも思い出すのは

自分の考えが捨てられなくて何人もの命が犠牲になった話。





一度ブログにしたことがあるけれども

今日もその話をしたいと思う。






明治の日本において脚気は年間1万人以上の死者を

出す病気だった。




現代において脚気は栄養不足(ビタミン)でなると

あたりまえのように知っているけれども

そのころは病原菌でなると思われていた。





ある海軍の軍医が脚気は食に関係あるのではないかと

気づいた。水兵の食事は白米のみで副食が少なく

外国の港に寄港して食事しているときは

脚気の発生はなかったから。





そこで白米を麦飯や雑穀にして、副食を増やすと

脚気の患者が劇的に減った。





それなのに陸軍の軍医たちは

自分たちの凝り固まった「脚気は病原菌でなる」という

考えを捨てられなかった。





そうして日清戦争のとき

脚気で亡くなった死者は陸軍で4千人。

海軍では、たったの一名。



その10年後日露戦争のとき

脚気で亡くなった死者は陸軍で2万8千人。

海軍ではゼロ。



陸軍では戦死者よりも脚気で亡くなった

人の方が多いという事実。


、、、、、



どれだけの尊い命が無駄に失われただろう。





陸軍の軍医たちが柔軟な考えを持たなかったせいで。

自分たちのプライドは人の命より大切なのか。





その陸軍の軍医の中には

あの有名な文豪、森鴎外がいると知ってショックだった。





でもこれは過去の話ではないのだと思う。



生活習慣病や体調不良を今、食で治す人が

たくさんいる現実がある。

私もその一人だ。



でも「学問的裏付けがない」とか(キャンベル先生はあるよ)

「単なる偶然に過ぎない」と

いまだに自分の考えを捨てられない人達がいる。




歴史から学ぶこと。

今でも多くあると思う。





今朝のビオラ




色が好き(*'ω'*)






こちらは小さくて可愛い(#^^#)









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最終更新日  December 14, 2020 09:22:34 AM
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