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白いつる薔薇の咲く庭を夢見て

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February 15, 2021
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カテゴリ:アメリカ生活
当時、日本にすでにある会社がアメリカに進出した

日本企業が多かった中、夫の会社は

アメリカにもともとある会社を買って

そこで日本人が3人働くというパターンだったので

すべてはアメリカの習慣に従うことになった。




従業員の人数はよく知らないが100人から200人くらい

だったかと思う。それでもその小さな会社の

社長と副社長はとてもお金持ちだった。




まもなく社長は引退して副社長が社長になったのだけど

その新居はすごい豪邸だった。地元の新聞で

シャーロットの豪邸トップ10に載っていたくらい。

庭が日本庭園みたいになってたのを覚えてる。

(写真を撮るのは失礼かと思ってないんだけど)





その豪邸だけでなく別荘にも日本人3人は

招待されたのだけど、アメリカの習慣で

必ずそれは夫婦で招待された。





その家にも招待されて、家を見せてくれたのだけど

羨ましいって感情よりもただただすごいなあって思った。




それまでの自分の育ってきた環境とかと

あまりに違いすぎて、口がアングリって感じ。

(だって数か月前は雨漏りするボロの社宅に

住んでいたんだからね~まじ嫁入り道具の

家具が濡れないかと心配だったわ~)





そんな手の届かない豪邸より、

ごく普通の会社の従業員たちが家に招いてくれたときの

方がいいなあって思ったりした。




外見の可愛いこじんまりした家だったり

すっきり片付いた暖かい暖炉のある部屋だったり

吹き抜けの日当たりのいい場所に

元気なポトスがいっぱいあって、いきいきしている家は

こんな家に住んでみたいなあって思った。




それにしてもアメリカのキッチンは

どうしてあんなに物がないんだろうねぇって思う。

(いつもキッチンまで案内してくれる)

すべてを収納している家が多かった。




夫の上司の奥さん(6か月後にやってきた)は

「料理してないんじゃない」なんて言ってたっけ。




でも料理の得意なひともいて手料理とかでもてなしてくれた。

社長の家は招いた人数が多かったからか、専門の業者が

作ってくれていたようだった。





5年半の間に家の招待だけでなく、結婚式にも3回くらい

招かれた。社長さんの息子さんのときは芸能人か?って

思うくらいたくさんの人が招かれていた。

私はやっぱり小さい教会の黒人のカップルの結婚式が

一番素敵だなあって思ったんだけどね。




花婿の付添人がゲストを席までエスコートしてくれるんだけど

イケメンの黒人男性が腕を組んで席まで案内してくれたときは

まじ胸がドキドキだった。(夫には内緒だけどさ)





う~んここまで思い出して思う。

私はやっぱりアメリカ生活で運を使いきったんじゃなかろうか。









社長の別荘

泊りで招待された。このころは日本人3人とも(私も)

英語はまだまだで招待した方は大変だった

だろうなあって思う。






ボートに乗る私

夫、、、細!今の息子みたいやん。

あの頃より今は15キロくらいは増えてるんじゃないか?






まだ新婚のころで仲よさそう。

たぶん上司が写真撮ってくれたんだろうな。










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最終更新日  February 15, 2021 09:58:53 AM
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