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世界遺産・姫路城マラソンは今年が第2回。昨年の初回が大評判だったとか。自分の初フルとして選んでみました。もちろん当選するとは思っていませんでしたが。しかし・・・3倍以上の競争率なのに、初マラソンで当たってしまいました。58歳にして初めてのフル。不安と心配でいっぱいでした。
さて、2月28日、阪急の最寄駅5:29発の電車で神戸三宮へ。三宮で阪神の三宮駅に移動して姫路行きの山陽電鉄の特急に乗りました。 山陽姫路には7時過ぎに着き、徒歩で会場(地下駐車場)へ。寒い朝でしたが、着替え場所(&荷物預け)が地下駐車場なのでそれほど寒くなく、また場所も広々。ハーフマラソンのように狭い所とか吹きさらしとかではないです。もし雨でも安心ですねー。 着替えてそのまま地上に上がるとその広場(公園)がイベント会場。色々な食べ物や催し物のテント村になっていました。そこで応援に来てくれたD夫妻と合流。姫路までわざわざ応援に来てもらって本当に申し訳なく、またすごくありがたかったです。 少し話しているうちにすぐ(8:15)整列になりました。C組のかなり前のほうに並ぶことができて、結構良かったです。結果的にスタートのロスタイムは2'45"でした。 セレモニーの間は寒くて体をこすったり動かしたりしてしのぎました。その時の気温は4℃だったそうです。ようやく9時になってスタートの号砲。駅前通りの広い道路なので回りの人とぶつかったりする心配もなく、スムースなスタートでした。 前半は飛ばさないように、と心がけて走ったつもりですが、タイム的には1km=6'30"のペースで走りました。市内を西に向かって書写山の麓へ、そして夢前川の西側を北に向かって走ります。普段1km=6'00"かそれ以上のスピードで走る練習をしているので、6'30"はゆっくり、楽なペースに感じました。1kmごとの距離を示す旗がありましたが、最初はそれが短く感じました。しかしだんだん晴れて気温もぐんぐん上昇。北端の塩田温泉の付近では暑く感じました。帰りは夢前川の東側を走りますが、こちらは道幅も狭く、結構アップダウンもあって、中間点を過ぎてから急にキツく感じました。お腹も空いてきて「竹炭うどん」という地元名物が給食場にあって美味しく頂きました。ソバの実のすまし汁やミニトマト、チョコももらいました。 初心者には30kmの壁があると言いますが、ハーフ以上走ったことのない僕には「23kmの壁」がありました。20kmまでの6分半のペースから、20-25kmでは7分近くにタイムが落ちました。 26km付近で、同じく応援に来てくれたO君に出会って、エールをもらって少し元気はでいましたが、その後ペースタイムはどんどん落ちて行きます。25-30kmは7分半。 31km地点で再びD夫妻の応援をもらったのですが、その一瞬だけは元気が出るものの、後はどんどん苦しくなっていって、さらにペースダウン。この頃気温が16℃になり、しかも南に向かって走っていたので、体温も上昇し、かなりへばりました。30-35kmはついに8'10"。給水所では水を飲むだけでなく、頭から水をかぶるようにしました。しかし、36km過ぎには5時間のペースセッターのランナー2人に追い抜かれ、その2人に着いていく脚もありませんでした。35-40kmは8分半。 そして40km地点を過ぎて、完全に脚が止まってしまいました。どんなに遅くても最後まで歩かずに走ろうと思っていましたが、ここでついに歩くことになりました。呼吸も苦しくて過呼吸のような状態、ハァーハァーゼイゼイ。足を引きずりながら歩きました。 しかしゴールの姫路城が見えて、その公園内で歩くのはさすがに恥ずかしくもあり、最後の体力を絞り出して園内に入ってからは何とか腕を振って走りました。そしてゴール。5時間10分13秒というタイムで、目標だった5時間には及びませんでしたが、初マラソン初完走なので、こんなものかと。それなりに充実感もあり、また最後の2kmを歩いてしまった悔しさもあり。。。 まだまだ練習不足ですね。中間点を挟んで、まさに天国と地獄のランでした。 でも応援に来てくれた3人と一緒に完走を祝いあえて、本当に嬉しかったです。苦しい時にはもう二度とフルマラソンなんて出ないぞ、と思いましたが、終われば、また挑戦してみたいと思いました。 それにしてもこの姫路城マラソンは運営、ボランテイアの皆さん、市民の皆さんの応援など、素晴らしい大会だと思いました。 ありがとうございました! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.03.01 22:52:17
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