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テーマ:四国八十八カ所(195)
カテゴリ:四国八十八カ所巡礼
◆2016年4月29日 第31番竹林寺 第32番禅師峰寺
最初の2012年の1カ所は別にして、実質的に四国巡礼をスタートさせた2014年が8カ寺、2015年も8カ寺。このペースで回っていると、88カ所回るのに11年かかってしまう。とは言っても、行けるのはGWやお盆、正月の休みくらいなので、もっと1日で沢山(5カ所以上)の札所を廻れるようにしたい。しかし足腰が悪くなった母親を連れては難しい。ということで、2泊3日の旅行のうち、母親とは1泊だけの旅行とし、次の日は夫婦(+万葉)だけで回ることとした。 2016年のGWは、高知県への2泊3日の旅行。その1日目、高知市内の五台山にある竹林寺と、その南にある禅師峰寺の2カ寺だけの巡礼とした。竹林寺は高知市の憩いの場所・五台山にある。公園や牧野植物園が五台山の丘に広がっている。植物園も見学、食事もした。竹林寺も広大な敷地で新緑が鮮やかだった。 禅師峰寺は南のほう、太平洋に近いところにあるが、小高い丘の上にあって、母親は駐車場(車の中)で待たせて、お参りをした。眼下に海が広がり眺めの良いお寺だった。禅師峰寺からは海沿いに東へ移動し、香南市にある「海辺の果樹園」というリゾートホテルに宿泊した。 ◆2016年4月30日 第30番善楽寺 第33番雪蹊寺 第34番種間寺 翌30日、高知市に戻って、浦戸大橋を渡って、桂浜を通り雪蹊寺へ。ここは真言宗ではなく臨済宗に改宗されたお寺である。そこからさらに西へ移動し、種間寺へ。この2カ寺は母親でも行ける平地のお寺だった。 種間寺から高知市内へ戻り市街地で昼食。そして帰路に着くが、高知ICの近くにある善楽寺に最後に立ち寄った。ここは土佐の一宮・土佐神社の隣にあって、ここも山とか石段の無い、お参りしやすいお寺だった。そこから四国中央市に戻り母親を帰して、今度は一路、徳島市へ移動。この日は徳島駅近くのホテルフォーシーズン徳島に宿泊。近くの居酒屋で夕食を取ったけど、結構旨かった。 ◆2016年5月1日 第11番藤井寺 第13番大日寺 第14番常楽寺 第15番国分寺 第16番観音寺 第17番井戸寺 翌日は徳島市近郊の札所を廻れるだけ廻ろうということで、朝一から出発。徳島の札所は10番までと、12番の焼山寺は済ませていたので、11番と13番以降を目指した。 1~10番までの札所は吉野川の北側にあるが、11番の藤井寺は南側。とは言え、10番の続きなので徳島市からはずいぶん西の吉野川市にあって、少し遠い。お参りした後は同じ道を徳島市まで戻らなければならなかった。藤井寺はその名前の通り、藤の花が沢山あって、しかもちょうど満開。甘い香りが漂っていた。 第13番の大日寺は吉野川の支流・鮎喰川のほとりにあって、阿波の国の一宮神社と道路を挟んで向かい側にあった。次の常楽寺は同じ鮎喰川の反対側(北側)にあって、大日寺からはほど近い。ただしこちらは丘の上にあるので、石段&坂道。山門もなく、境内も地面が荒れて歩きにくかった。次の国分寺は、さらに近い。国分寺は名前の通り国ごとに1つあるお寺なので、四国には4つある。さすがに国分寺だけあって、ここは大きい。本堂も二層の屋根だし、入らなかったけど有料の庭園もあった。 次の観音寺・井戸寺も近い。こんなに密集して札所があるのって珍しい。車だとホイホイ行けてしまう。観音寺も井戸寺も町中のお寺で、楽ちんだけど、13番から17番までは、北に向かって並んでいる。何だか方向的には逆向きである。観音寺は小ぢんまりとした良い感じのお寺。一方、井戸寺は大きくて檀家いっぱい抱えている感じのお寺だった。 13~17番までは密集していたので6カ寺も回ったけどまだ時間は十分にあった。とは言え、次の18番恩山寺は、今度は徳島市から南へ下って小松島市の山間にある。さすがに帰り道の逆方向へは行く気がしない。帰路に着くことにした。ただし、帰路の徳島ICの近くに「徳島県立阿波十郎兵衛屋敷」という人形浄瑠璃の記念館があるのでそこに立ち寄った。実際に人形浄瑠璃(短時間だけだけど)を見ることもできたし、なかなか良かった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.06.10 21:40:48
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