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カテゴリ:西国三十三箇所巡礼
今日は終日曇りの予報。
お出かけの際は折りたたみの傘などあれば安心でしょう・・・とは、いつもの予報士の言葉。 ともあれ、ようやく強烈な真夏は過ぎて、少し出かけやすい気候になりました。なので、午前中にフト思い立って、西国三十三箇所の第5番「葛井寺(ふじいでら)」へ行きました。 大阪の会社に40年も勤務していましたが、藤井寺には行ったことがありません。近鉄に乗ったことは数えるほどしかないような気がします。 おなじ発音でも市や駅の名称は藤井寺、藤井寺駅の近くにあるのが葛井寺と書きます。 どうも、元々は百済からの渡来人・葛井氏の氏寺として建立されたとのことですが、その後荒れ果てていたのを、平安時代に藤井安基が修繕したそうです。なので、2つの「ふじい」があるんですね。 本堂 御朱印 ところで、今日の葛井寺で一番気になったのが、山門の前にあったこの石碑。 「いのまなり」という遣唐使の石碑がありました。 僕が気になったというのは、日経新聞で今連載されている連載小説「ふりさけ見れば」に登場する人物だからです。小説では毒殺されたように描かれています。一般には病死した、となっていますが、そこは小説ですからね(笑)。 「井」というのは唐に渡ってから名乗ったようで、渡来人の「葛井」氏の一族か、この辺りの豪族「井上」氏の一族か、2説あるようですが、いずれでも、この藤井寺の出身ですね。 かなり個人的&マニアックな関心事でした(苦笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.09.08 15:53:57
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