カテゴリ:◆言霊・「いろは」「ひふみ」◆
神から人へ。 神から人へ、伝え教え、使わせて、話すを許しし神のことば。 今、人は、いかに汚して乱せしか。神の創られ、神の使われ、 神の話され、神のみ力宿せしことばは、今早や、残らず。 今早や消え失せ、今の地上のことばの多くは、 人の心を映すのみの、人の汚れを増させるのみの、 音と意味と、形のみの、命のない、魂のない、力のない、 汚れ、衰え、すさみ果てぬる、戯言なり。形骸なり。抜け殻なり。 なれば、人は、神から賜いし、恩も、恵みも、慈しみも、 思うことなく、気付くなく、ただ、その利便さ、実りのみを、 楽しみ、むさぼり、求むるなり。
人は、心の奥に眠らせしままの、魂を呼び覚まし、 甦らせるが務めなり。 ただ、生き死に、生まれ、死ぬるではなく、 務める務め、課されるみ役、果たす定めの約束あり。 おのが勝手な考え、判断、おのが利害に関わることのみ、 目を血走らせて、追い求むるは、神の嘆かれ悲しむ仕業。 よくよく省み、己を照らせよ。今ある姿を見直してみよ。 神の心に適う行。さなる行から、いかに離れしか。 今ある位相の低き者ほど、見えぬものなり。 人に言われて、さらに認めず、返りて恨む、浅ましさ。 なれば、人は自ら励み、神の仕組みに頼る他なし。 神は見捨てず、魂を。人の迷いを。人の惑いを。 さにて人は、救われん。己のなし得ぬ気付きを得ん。 人に諭され、認めぬ者も、神の仕組みに素直になりて、 己の浅はか、無知蒙昧を、恥じて、悔やみて、悟るべし。 さなる後なり、霊行は。 己を下座して、神に詫び、神に帰依せん 心高めて、 何の迷いも、ためらいも、晴れし後なり。み役授かる。 なれば、人は、焦らず、あわてず、一つ一つを 積み重ねてゆけ。上りゆけ。 踏み外しては、始めに戻り、汚れ深めて、また禊ぐ。 さにて再び、同じ道を、行きつ戻りつ、高まりゆくなり。 浄まりゆくなり。 積みし積み木も崩されて、尚あきらめぬ忍耐を。 始めに戻され、また上る、辛抱努力を、養い育め。 一夜に行き着く頂上なし。一夜に築ける、楼閣なし。 なれば、まずは鍛えて、試されて、己を見極め知るがよし。 己の非力、己の卑小。おのが弱さと、儚さもろさを。 人の力に限界あり。人の強さに際限あり。 人の力になし得ることの、小ささ、狭さを、思い知るべし。 なれども、過ち、間違うなかれ。神に頼りて求めることを、 ためらい恥じるは、愚かなり。神は人に与えん為の、 力も光も恵みも、無限に有して尽きることなし。 なれば、人は、臆せず求め、神の慈愛を願うがよけれ。 神の願いは、人に与え、枯れることなき恩愛を、 降り注ぎたし、授けたし。人よ、神に祈らば、神は応えん。 人の願いを叶うるに、神の力はありて余らん。 人の求めに応えうるに、神の恵みは、溢れて尽きせぬ。 人喜ばせ、潤すは、神の喜び、願いなれば、神は惜しまず、 与え給う。人の心を豊かに富ませ、人の心を浄めん為に、 神は禊ぎて、さらに与えん。禊ぎ祓いて、高めんと、 神に愛され、愛でらるるほど、鍛えもきつく、苦しかるらん。 なれども後の恩愛は、光溢るる至上の恵み。 魂浄め、さらに高く、昇華を許して、使い給う。 神に使われ、用いらる。神の手伝い、助くることに、 勝れる 奉加のあらんものかは。 なれば、神に仕えて、生き得ることのありがたき恩、 忘るるな。神に使われ、働かされて、み役賜り、み役を果たす。 人の幸い、人の誉れ(ほまれ)よ。 なれば、片時たりとも、思わざるなかれ。神への報恩。 神への帰依。神への真の衷心を、捧げて、祈れ、霊行を。
さにて伝えしことの全てを、己一人に納めることなく、 伝え拡げて残してゆけよ。ありがたき縁、神仕組み、 全てに働く神のご意図。人間心で、考えうるな。 全てを任せ、待つがよけれ。 一人行い、果たさんと、力む所業に我が入らん。 我執の混じりし行いは、必ず禊がる。止まり、動かぬ。 なれば、事の進まず、とどこおるは、己を見直し、改め直せ。 神は助けん、神の行い。神の仕組みを進ますものは、 一つも遅らせ、妨げるなし。力を得られ、仕組み賜る。 さなることのみ成就せん。仕組み働く神のみ業は、 人の力を超えし業(わざ)なり。 人の行い、超え得ぬものは、始めに帰り、出直すべけれ。 己を禊ぎ、祓われて、浄め高めて、使われよ。 厳しき道なり霊行は。なれども、至上の幸いなり。 気付きし者は、感謝せよ。使われ、禊がれ、浄めらるるを。 何にもまされる光栄なるを。心に灯せよ、感謝の灯火。 神に賜る光を消すな。神に賜いしご恩の全てに、 神の光を照らし明せよ。さにて終わる。
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最終更新日
2016.03.27 15:36:48
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