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神から人へ。人から神へ。 これから後の人のため、よくよく残せよ。伝えてゆけよ。人の救いを手伝えよ。 己一人の精進になく、全ての衆生が救わるるよう、努力を捧げて手伝えよ。 神から人へ、望まるる、想いを伝えて知らせてゆけよ。今のこの世の乱れ、 退廃、人の心の空白を、埋めて満たせよ。潤せよ。さにて本日、何を問うや。
(この世の行について、神への感謝を深めること、人の救いをお手伝いする こと、神様のご存在を話してさしあげることの他に、何をすればよいので しょうか。今、「神」と言うだけで、肩身の狭い想いをせねばなりません) 神のため、己のなせる限りを懸けて、神に仕える幸を喜べ。己を守ることも よし。今のこの世は、生き難き世なり。なれど少しの勇気と献身。 そをもち神の手伝い望まば、神は喜び愛で使いなん。今のこの世にある魂の、 多くは使えず。お役に立たぬ。神の嘆きを知りぬるならば、そこそを喜び、 感謝すべし。己独りの精進になし。全ての過去のご縁もあらん。 今世限りの縁ならば、何ゆえかくなる奇しき出会いを、賜り授かる意味ありや。 神とのご縁を尊べよ。神との出会いを疎かにすな。己一人の努力にあらず。 そなたを導く神霊方の、ありがたき仕組みを、素直に受けよ。理屈は要らぬ。 理解も不要。ただに任せよ。束縛解けよ。望めど望めぬ、み役ならずや。 気付かず果てぬる命も多し。己の先祖も救われなん。子孫の霊行、精進により。 なれば一人の命にあらず。霊行ならず。精進ならず。今のこの世に生を受け、 生かさる者は、責任重し。勝手の欲望、願望のみにて、終わりぬるこそ、 恐るべし。
人間心の偽善、正義は、ときにはあやまち、お役に立たず。かえりて妨げ、 邪魔となるのみ。なれば素直に従えよ。人の間の噂、陰口。そを気にすなよ。 わずらうなかれ。人の世、浮き世のしがらみ。強く囚われ、こだわるなかれ。 つまらぬことに関わるなかれ。なれば己を見失わず、目標遥かに見定めて、 今日のこの日を大切にせよ。悩める人の心を、神の光に向かせんと、 ことばをかけて慰めよ。癒し、和ませ、導けよ。そのみで救われ、目覚まさん。 神との約束思い出さん。己のみ役を、生の意味を。さなりて人は甦(よみがえ)り、 己の奥の神と出会い、正しき生を生きるのみ。
人の行う救いとは、神との縁結ぶこと。神のことばを伝えて、神の心に高め ゆくこと。神のことばを知らば、人の心は浄化され、要らぬ疑問や困惑を、 きれいに落として、高まりゆくなり。人を救う最も易しく、誰にでもできる 人の救いは、神の心を伝えることのみ。 人間心の同情憐情、我を出す元なり、始めなり。人を救うは、その者の、 苦痛を和らげ、癒すにあらず。この世の苦しみ悲しみは、神の恵みの一つに あらば、人間心の憐憫(れんびん)で、救うに見えども、かえりて邪魔なり。 神の心は、一人一人の魂浄めて高めるためなり。苦痛を和らげ、悩みを解くは、 神の心に任すべし。人のなすべき救いは、一に神の存在を伝え、目覚ます、 それのみでよし。人間心の無駄な頑張り、自分が直して救わんと、さなる 偽善は慎むべけれ。 人の心の安らぎは、神の存在近くに感じ、守らることを信じる時なり。 人の全てにおわする神を、内なる心の奥底の、眠れる神を起こしてゆけよ。 光を与えて気付きし瞬間、神の存在、目覚めは始まる。全ての目覚めを、 つながりを、一つのほころびなきまでに、つなげて広げよ。結びて回せよ。
今のこの世の、荒れぬる時なり。時代なり。物質文明発達しすぎ、神を忘れし 愚かな時よ。なれど次には、必ず気付かん。己の愚昧(ぐまい)を。浅薄を。 恥じて悔いなん。神に詫びん。そして許され、救われなん。 人の大なる救いには、厳しき禊(みそ)ぎも必要なるらん。そを耐え忍べよ、 乗り越えよ。待つのみ、何もせぬは、少しの精進、禊ぎとならず。 時代を築き、次の世のため、今ある生を神に捧げよ。神のお役に立つ運命を、 さらに感謝し、敬虔(けいけん)なれよ。一つの見えぬ神縁を、早くに気づかせ、 結びてゆけよ。なれば、神との縁は強まり、立て替え直しも進みゆかん。 さにて本日、神との縁と、人の救いのことを解きたり。さらにも問いて、 深めてゆけよ。神のことばを、心を、意図を。さにて終わる。
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最終更新日
2016.03.03 09:01:44
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