カテゴリ:カテゴリ未分類
神から人。神から人に、伝え、教え、導き、そして行わせんとなされしことは、 即ち神への帰依(きえ)と、神へのご奉仕、数々の供え物と、数々の善行ならん。 なれど最も望まれ、求めらるるは、そは、人の真(まこと)の純粋無垢の、 神への感謝と、神への奉納。心のこもりし、粗末に、豪華なものになくとも、 神は喜び、そを取り上げん。なれば人は、神への奉納奉仕を、軽んずることなく、 わずかでもよからん、神に捧ぐるがよし。 なぜとあらば、そは、真の奉仕をせんための、一つの証(あかし)、禊(みそ)ぎ なればなり。神は、真の奉仕を望まる。そが、その者の誠の真心、純真純情の、 誠からなされしものにあらば、神は喜び、そを取り上げらるる。認め、愛でら るる。なれば人は、ことの始めにあたりては、神に感謝と奉納を捧ぐるがよし。 そにて禊ぎ、浄(きよ)めていただき、神に使っていただかんとするがよからん。 神への感謝、奉納は、物質、金銭、その他の財宝、さなる物のみにあらず。 心をこめて作りし作物、海山の幸、手にて作りし工芸品、何にてもよからん。 ただ、その者の誠、捧ぐる気持ちが大事、第一なり。
何ゆえ人は、神に捧げ、納むるか、その意味、考え行うべし。人にはより多くの 執着あり。執着離れ、行うことは、神の心に添う行い、神の心に適う願いが、 自ずと起こる理(ことわり)なり。なればまず、己の我(が)を浄め、己の執着を 祓(はら)うがよし。さにて初めて、人は願いを全(まっと)うせん。神の仕組みを いただけん。神の心にゆだねし願い、神の心に任せし望み、そは己禊ぎて、 欲を祓いて、初めてなせる、行いなり。なれば、人は、大願成就を祈願すは、 まずは願掛け、神頼み、そもまた大事な業なれど、何より先に、行うべきは、 神に禊ぎをいただくこと。禊ぎていただくその証、そが数々の奉納なり、 捧げ物なり、供え物なり。そにて人は、おのが執着、執念、取っていただく、 禊いでいただくこと可なり。おのが執着、執念を、神に預け、神に納め、 代わりて禊(みそ)ぎを賜(たま)わるなり。
なれば、何事始め、行うときも、まずは己を禊ぐが大事。浄めて、禊ぎて、 心も軽く、自由になりて執着離れん。執着離れて近付かん。神の心に添いて ゆかん。神の御心、近くに感じ、神に近づくご縁をいただき、さらなる精進、 努力を積まば、神の仕組みは己を助けん。己を救わん。 我執を離れ、我欲を取り、頑迷固陋の己を去り、自由な、無碍(むげ)な、 闊達(かったつ)な、神の心に自ずと協和し、神の心をそのまま映す。 さなる心が大事なり。さなりて人は、おのが大願、成就せん。全うせん。 なればこその、奉納なり、奉仕なり、供物なり。
次に、そなたの奉納、奉仕を教えん。そなた、大願成就望まば、まずは祖先に 感謝捧げよ。祖先、先祖も大事なり。そなたを産みし父母と、そをまた産みし、 父母、上って上って、たどり着くは、神や仏のさらに昔。そなたのこられし、 宇宙の彼方。目に見る星の一つの中に、そなたの祖先は生きられし。 なれば、神や仏も大事なれど、神に感謝、祖先に感謝。さらには、遠き彼方の、 宇宙の星の、そなたを待ちて、守りておられる、そなたの祖先に感謝を捧げよ。 そを、人は神と呼ぶなり。太古の昔。神と呼ばれて崇(あが)められ、神と呼ばれて 畏(おそ)れられ、祭られ、立てられ、奉(たてまつ)られてありき。 神は仏と異なりて、人に命を与え得る。なれば、人の賜わる御魂(みたま)と命。 そをもちて、人は神に感謝せん。神に捧げ、奉らん。神に祈らん。神に願わん。 なれど、欲望強く、おのが中心、おのがすべての願いならば、神は嫌いて、そを 禊がん。その後初めて、神は聞かれる。叶えらるる。なれば人は神に感謝し、 己を禊ぎ、然るの後に捧げ物せよ。さにて、欲望、願望、清まり、神は願いを 聞き入れ下さる。お叶え下さる。
さにて本日、神への感謝と、捧げもの、さなる意味を伝えし。また、そなたの 先祖、祖先に感謝の要を教えし。時あらば、神に感謝と、祖先を思えよ。 そなたを送られ、そなたを守り、遥か彼方で日々導かれる、そなたの先祖に 思いを馳せよ。さにてそなたの願いも叶わん。聞き届けられん。よく読み、 肚に、肝に入れよ。さにて。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.07.21 22:22:54
|
|