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神から人へ、最も望むは、人の自由な心と体。囚(とら)われのない、 わだかまりない、素直で明るき心のありよう。神にも近づき高まるための 心のありかた、大切なれば、囚われ、こだわる、そを改めよ。さにても難し、 人間心は。必ず迷いや、疑いが、心の自由を妨げん。欲望、嫉妬、疑い、 惑(まど)い。人の心の曇りの全てが、心に不自由、負担を与えん。 神との交信、可能にするは、尊き心、心の自由なときのみならん。いかにも 難し、苦しく思えど、一度自由を手にせし者は、後には容易に行いなせん。 苦しく思いて力を入れるな。心に固く決意固めど、かえりて徒(あだ)なり、 邪魔となり。無邪気に笑う赤子のように、無心に帰れよ、思い出せ。 汚れぬ頃の、子どもの心よ。邪心も邪執もなかりし頃よ。神との無邪気な 交流は、人間心のせわしき者には不可能なれば、我(が)を出すなかれ。 我を持ち、我欲を強めし者には、無邪気な交流、戯(たわむ)れ得せぬ。
人間心と欲望願望、遥かな理想と高き心は、似ても異なる別のこと。 量れぬ高さと尊さなれば、考え悩めど、つかみ得ぬもの。神にゆだねて、 あきらめしとき、束縛離れん、執着取れん。任せてなおかつ、努力も惜しまず、 無欲無心の境地、境涯。神に近づき高まるほどに、神の心に歩み寄り、 俗念離れて、穢(けが)れも浄まり。無理に離れて、逃れんと、力む心に翳りも 生じん。まずは重ねよ、霊行を。深く刻めよ、人の幸せ。 己のことのみ第一とせば、心は曇らん、翳り強めん。理想の遠き境涯なれど、 己のかけ得ぬものあらば、それに一途に己を打ち込め。なれど、我欲の行ない ならば、神の心は最も遠し。ただひたすらの努力と辛抱。そをも厭わず、 感謝捧げて、素直になりて、気付きしときには、心の垢(あか)も浄められ、 ただ真白き雪のまばゆさなるらん。さにて心の自由を伝え、励みとされよ。 支えとされよ。人は必ず昇華するもの。そを信じなば、迷いも晴れん。
心の豊かさ、寛さ、優しさとは、全てが人に備わりて、己の幸せ、得のみになく、 人のためにと与える心、人の幸せ喜ぶ心。そが人の心の真の姿。なれど今の世、 心の曇り、欲に眩(くら)める心の眼に、映るは物質、金銭ばかり。 真の心の奥底にある、尊き尊厳、清き御魂は、隠され、覆われ、忘れられ。 人に本来授けられし、神の御魂の輝きを、光を戻し、甦らせよ。計算、打算の 関係は、必ずいつかは滅ぶもの。憎しみ恨みの因となり、かえりて己を傷つけ なん。人への感謝、尊敬は、やがては己に戻るもの。人を救わば己を救う。 他を利し己を後にせば、いつか己が最も豊かに。 人の心は物質に、目に見ゆものにも 顕(あらわ)れるもの。豊かで清き心の者は、 身も健やかに、安らかに、周りの者の心を癒す、その場を照らす光とならん。 場も和(なご)やかに、穏かなれば、神の心も慰められてさらに光は強まりゆかん。
世の物質や金銀財宝、そこには欲の凝り固まりて、心の目をば、濁らす因果。 真の価値ある心を失い、損ね汚して 貶(おとし)めぬるを。清き心の目をば 啓(ひら)けよ。汚れも乱れも、悪も邪も、見抜く直(す)ぐなる心の目。 偽善の行い、虚飾のことば、慈善の真似事、虚偽の糊塗(こと)。 心の目にて 見通して、己を守り、関わるなかれ。さもしき心の波動を避けて、御魂の清さを 保つべし。心の乱れ、荒廃は、さもしき波長に共鳴し、目をば曇らす素ならん。 神を敬い、自然に感謝し、己も地球の一部なること、神の授けし御魂なること、 そを謙虚に思い起こして、日々に重ねる罪を詫びよ。神の許しのあらばこそ、 この世をようやく生き得る命よ。儚き命も、儚きになし。宇宙の始めの神の、 願いのこもらぬ命の一つもなきを。人の命は尚の事。神の願いを、祈りを託し、 創り初めにし造化の妙よ。真の豊かさ問うならば、己の命を思うべし。 神の与えし心と体、そに込められし、神の愛。神の恵みと深き愛。そこそが 真の豊かさならずや。人たる今の命こそ、豊か顕す答ならずや。己の外に求むる なかれ。内なる御魂を省みるべし。そこに込めらる祈りと恵み。 人は神と共にあるもの。いかなる時も、御魂の奥に、神の願いは息づきて、 御魂の目覚めを呼び掛け続けん。御魂の奥の神の愛、神の願いに気付くこそ、 豊かを知るの気付きとならん。よく振り返り、見直すべし。
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最終更新日
2016.12.07 12:35:58
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