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 真理の御霊 (三輪山より)

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2016.12.22
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(時間について)

では答えん。時間とは、時の流れの循環なれば、人には一つの方向に、

過ぎて流れるものに思えど、真は循環、一つの円にて、常に始まり、

始まり終わる、無限の循環、流動体。戻るも可なり、先んずるも得ん。

なれど人には分からぬ仕組み。神の御心、自由にあれば、神は時間を

自由に操り、何千年もの昔も今も、同時に往復、行き来せん。

なれど不可なることの一つは、過ぎし出来事、歴史は変わらぬ。

変えてならぬが真の事実。人の積み上げ、作り上げし、歴史の流れは

変えられぬ。人は永遠、永久に、己の罪も、神への帰依(きえ)も、

全て己の中で禊(みそ)ぎ、高めてゆかねばならぬなり。さにて時間は

積み重なりて、変わらぬ歴史を残しゆく。なれば、過(あやま)ち、

罪科(つみとが)も、自ら変え得ぬ歴史の中で、変えてゆこうとする

のではなく、自ら禊ぎて、浄めてゆかば、必ず未来もそれに従い、

明るき歴史と変わりなん。

 

 

よいな、人の歴史は人のみにて、勝手に作られ、塗替えらるる、さなる

軽きものにあらず。必ず全ての宇宙と一体、一つの統合、総合なれば、

人は人の歴史を創り、残してゆくは許されず。時間も、歴史も、一つの

円環、循環なれば、全ては回り、巡りて回るが時間なり。

神の昔の歴史の始めは、常に終わりと表裏一体。終わりて始まり、

始まり終わる。河の流れに始まりがあり、終わりがありて、海へと帰り、

さにて始める河の始めよ。さなる流れに流されて、人には見えざる、

己の位置が。人には一つの流れに流され、呑まれて漂う木の葉の如くも、

必ず流れは海まで流れて、そこにて生命、命は始まる。海は生命誕生の、

全ての源、根源ならん。なれば、命は生まれて生きて、死にて生まれる

その繰り返し。河の流れも、時の流れも、常に次なる時間と変わり、

境は分からぬ、流さる者には。河に例えて教えしが、人には分からぬ、

流れの意味は。 今まだ低き次元の者には、更にわからぬ、時間の流れも、

全てを動かす真理原理も。なれど、人には不可能なければ、神は伝えて

分からせんとする。神には見えぬもののなければ、人にも見えぬものも

無き筈。なれど、次元の高低により、見えざる者と見える者、分かれて

生まれん、育ちてゆかん。神の仕組みは平等なれば、魂、行いにより、

合わせて教え、見せんとされなん。分からぬことにも、意味のあり。

全てを知るが尊きになし。知らずに一途に邁進(まいしん)せんも、

等しく尊き行いなれば。神は全ての人に平等に、行を課されて磨かんと

さる。なれば、あせらず、知らんとすなよ。かえりて迷妄深まらん。

さにて本日難しい問い、分かるは遠き明日となるらん。

 

 

次に伝えん。神から人へ、代わりに教えん、新しきこと。人には何度も

告げ来しように、人の未来は明るきように、時は流れて仕組まれており。

実現、具現せんは、まだまだ人の努力と、さらなる努力も必要なれば、

人は、磨きて高めてゆけよ。明日にはさらに輝くように、さらに浄めて

磨きてゆけよ。常に新たに蘇(よみがえ)り、見違えるまでの新たな命を、

賜り磨きて、活かしてゆけよ。神は全てに平等に、ことばも声も、

光も力も、備えて作り、命を与えき。その恵みこそを、さらに活かせよ。

充分なまでに使いてゆけよ。遠く遥かな理想の世界を、この世に作るに

充分なまでに、神は恵みを与えて来られし。その恵みこそを伸ばして

行けよ。一代限りの命にあらず。命も歴史も繰り返し、己も再び甦るらん。

己のためとは、子孫のため。子孫のためとは、先祖のためなり。全ては

循環、繰り返し。これにて終わるの限界なければ、やがては人にも、

魂にも、見えて来る日の訪れん。 疲れて病める心を癒し、休めてゆけよ。

浄めてゆけよ。

 

 

全ての人の、今の心は、焦燥、妄動、狂騒の時。今なればこその伝えなり。

心を癒し、浄めてゆくには、神の光も必要なれば、神は光をさらに強めん。

光に浴して、賜れよ。光に溢れて、心を癒せよ。傷つき、衰え、夢も失い、

波にもまれて打ち上げられし、枯れて古木の切れ端の如、今の人類、

病める魂。なれど、未来に夢をつなげよ。必ず現れ実現せんを。夢さえ

見れぬ、わびしき心よ。光を当てなん。力を与えん。いかに衰え、

しなびし枝にも、光は力を、命を与え、必ず新たな芽吹きを叶えん。

夢の再来、訪れ待たん。神の再臨、降誕を待て。必ず神は現れて、

次なる歴史をひもとき始めん。豊かな夢も見れぬ魂。憐(あわ)れみ、

哀しみ、神は与えん。勇気と力と、光と希望と。花にも光が必要なれば、

神は適度な光を与え、水を与えて、開花を待たる。

時間の不思議はそこにあり。時間は全てを叶え、顕す。神の夢さえ、

時間がなくば、適(かな)う能(あた)わず、実現せざる。時間に委ねて、

時間を操り、時間を己の味方としなん。時間の流れに取り残さるれば、

老いは早まり、衰え進まん。時間を超越、乗り越えよ。時間の先に

己を生かせ。時間の流れに戸惑うなかれ。時間を超えて光となれよ。

光の速さに己を任せよ。さにて人は神となりなん。神とは時間を支配

するもの。時間を生かして自由にせんもの。さにて神は時間を使い。

全てを仕組みて動かされん。時間も神の道具にあれば。 

 

  

 

神の声を伝える人
ひふみともこさん著書  「神誥記」より抜粋
ひふみともこさんHP
http://hifumitomoko.cocolog-nifty.com/blog/






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最終更新日  2022.01.19 12:27:22


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