カテゴリ:◆言霊・「いろは」「ひふみ」◆
神から人へ、人から神へ。人の心は波動と同じく、妙(たえ)なる調べに 波動を高め、心地よき音(ね)に感応するもの。なれば汚れし騒音や、 雑音なるは、魂汚し、心狂わす元凶なり。清き音色に心を清め、聖なる 気持ちを高めるべし。激しき騒音、雑音は、人の心を苛立たせ、 つまらぬいさかい招く元。音は直接魂に、波動を伝えるものなれば、 音楽なるには気を遣うべし。言霊なるも同様なれば、罵倒、罵声は 御魂を傷つけ、生涯治らぬ傷を残さむ。 優しき言霊、声音には、心を癒す響きあり。ことばの意味と波動は同じ。 人を慰め、労(いた)わりて、寂しき心を包み込む、優しきことばに温もり あらむ。ことばの意味を重んじなば、波動は自ずと調わむ。乱れし心を 映す言葉は、言霊淀んで、御魂を荒らさむ。耳に入りし波動は、 直(じか)に、御魂の記憶に刻まれむ。なれば音には気をつけよ。一音 一音、そのみにあらず。音のつながり、抑揚、速さ。御魂を狂わすこと さえあらむ。
自然に近き音調ならば、御魂は乱れ、狂うことなし。なれど自然に遠き 音ほど、人の心は蝕まれむ。深夜も止まぬ都会の喧噪(けんそう)、怒号、 怒声も絶え間なし。流行りの音楽、歌さえも、人の心を癒すことなし。 かえりて人の安らぎ損ね、心の落ち着く拠(よ)り所なし。 自然の声に、耳傾けよ。小さき音にも神の声あり。水のせせらぎ、 風の音、鳥のさえずり、虫の声、草木のそよぎ、雨音さえも、全てが 愛と、和の調べなり。御魂の奥底、神に通じる、命の始めの音を聞け。 自然の中には、命の波動、宇宙の鼓動が脈打たむ。母なる大地に抱か れて、満天の星と語らえよ。地球の息と調和して、己の呼吸を調えよ。 人の呼吸も、鼓動も、脈も、大なる自然と相和さむ。人はその時、 自らが、宇宙の一部なるを知らむ。悠久の、時空を超えし宇宙の始めに、 己の御魂の根源を見む。音なるものを大切にせよ。先ずは言霊、声音から、 清き波動を心掛けよ。次に自然の音に親しめ。人工の音に心惑わすこと なかれ。自然の懐(ふところ)、神の腕(かいな)に、御魂を休める時を持てよ。 命の浄化、御魂の浄化が強く求まる時なればこそ。さにて。
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最終更新日
2022.01.31 10:16:51
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