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カテゴリ:おたんこナースのひとりごと
人の死は突然やってくる
職業柄、通常の人より立ち会うことは多い しかし、自ら命を絶った場面に遭遇する事は殆どと言って無い ターミナル期の患者さん 自分の近々やってくる確実な死とひとり向き合って何を考えていたのだろう 父も自分の死を感じて生きていたのだろうか 「余命何ヶ月と言われたら自分はどんな行動を取るだろう」 綺麗事では 悔いの無い生活を送る 身辺整理をする 会いたい人に会っておく だけど、実際にその時になってみたらただただ、ひとりその恐怖に怯えているかもしれない あの優しい笑顔の裏に秘められた心の葛藤に気付いて上げられなかった 気付いても手を差し伸べてあげる事も出来なかったかもしれない 死と立ち会う機会が多い筈なのに逝く人というものを一番理解していないかもしれない あまりにも悲しい終焉だった・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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