G大阪1差!遠藤「当然」大逆転Vくっきり!
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◆J1第28節 G大阪4―1大宮(4日・万博記念競技場) G大阪は大宮に1点を先制されたが、後半だけで4発を決めて圧勝。前節まで首位の鹿島が新潟に敗れ陥落したため、首位・清水とは勝ち点差「1」の3位と逆転V圏内に浮上した。2得点にからんだ日本代表MF遠藤保仁(29)は鹿島、清水など残る6試合全勝を宣言した。また、川崎はACL敗戦ショックを振り払い、リーグ戦4試合ぶりの白星。こちらも清水との勝ち点差を実質1とし、優勝戦線に踏みとどまった。
秋晴れの万博に、歓喜の輪ができた。3連敗中だった苦手・大宮から大量4発を奪って圧勝。「逆転できると思っていた。何より、みんな自信を持ってやっていた。これくらいはやれて当たり前」。首位との勝ち点差を「1」まで縮めた。頂点をハッキリ視界にとらえ、日本代表MF遠藤は胸を張った。
トドメの一発は、やはり司令塔の右足が生んだ。後半33分、右からのCK。背番号7は、「伝家の宝刀」の右足から、ゴール前に飛び込んだDF山口の頭にドンピシャで合わせた。後半43分には、FW山崎のゴールの起点になり、得失点差を、18チーム中トップのプラス15にまで押し上げた。
名将の策もハマった。この日、西野朗監督(54)は「いかに組み立てるか、攻撃を活性化させるかを考えて」遠藤を本職のボランチに、ボランチだったMF橋本を攻撃的MFで起用。1点をリードされた後半からは、FWペドロ・ジュニオールを左MFに据えるシステムに変更した。すると、後半6分にペドロが移籍後初ゴールとなる同点弾、1分後には橋本が決勝弾。そして、途中交代で送り出した山崎の4点目。ことごとく作戦を的中させた。
首位との勝ち点差は17節(7月11日)には「19」まで開いたが、鹿島の失速で逆転Vのチャンスが巡ってきた。11月21日には清水、28日には2位・鹿島との直接対決が残っている。「良い状態なのは間違いない。今は、どんな相手でも勝ち切る自信がある」と遠藤は言い切る。指揮官のタクトも勝負どころでさえ渡ってきた。05年以来の優勝へ。奇跡がはっきり見えてきた。
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