ブラジャーを毎日12時間着用すると、乳がんのリスクが21倍に増大
ブラジャーを毎日12時間着用すると、乳がんのリスクが21倍に増大(米研究) だいぶ前の記事ですが、当時話題になりました。知らない方に知ってほしくて記事を抜粋します。 ブラジャーと乳がんの因果関係 乳がんはブラジャーの着用と深い因果関係があると論じる研究者もアメリカにはいる。「Dressed to Kill: The Link Btween Breast Cancer and Bras」(1995年出版)を共同執筆したシドニー・ロス・シンガーとソマ・グリスメイジャーだ。 彼らは、ブラジャーがリンパ系を締め付け、発癌性のある毒素が乳房内に滞留し乳がんを発症させるのではないかと考える。リンパ系は免疫機構の一部であり、体内から老廃物や毒素を取り除く役目を果たしている。多くの毒素は体脂肪内に蓄積するため、その大部分が脂肪組織で構成される乳房から毒素が排除されることは特に重要だ。しかし、女性がブラ、特に(ワイヤー入りブラのように補勢力が強く)体にきついものを身に付けた場合、乳房組織が締め付けられ、リンパ系の毒素排除機能が妨げられてしまう。乳房のリンパ腺は皮膚に近いので圧迫されやすいのだ。そして、乳房に滞留した毒素は、正常な細胞をがん細胞へと変貌させていくわけだ。 彼らはこの仮説を検証してみるべく2年半にわたるリサーチを行っている。1991年5月から1993年11月までの期間、米国の5つの都市ーサンフランシスコ、デンバー、フィーニックス、ダラス、ニューヨークーを訪問し、乳がんを患っている女性2,056人と乳がんと診断されたことがない女性2,674人の合計4,730人の女性からアンケートをとり、ブラジャーの使用状況について調査した。 結果はブラの着用時間と乳がんに罹るリスクとの間に強い相関関係があることを示している。ブラを24時間着用する女性4人のうち3人(75%)が乳がんに罹患しているのに対し、ブラを全く/ほとんど着用しない女性の場合、168人に1人(0.6%)しか罹患していない。前者の罹患率は後者の125倍もあるのである。ブラを12時間未満着用する女性と比べてみても、113倍ある。 同研究に参加した女性の大半は、就寝中は着用していないものの、12時間以上ブラを着用していたのだが、着用時間が12時間未満の女性に比べて彼女らの罹患率は21倍である。 中略 また、国際仏教大学の研究班が行った実験からは、ブラの着用で自律神経系が損なわれることがわかっている(『Journal of Physiological Anthroporogy』<2002年1月出版、第21巻第1号、67-74ページ)。 日本人女性の31%はブラを24時間着用! 中略 また、大手下着メーカー、ワコールの調査によると、女性の31%はブラジャーを着けたまま就寝しているそうだ。これらの女性は、乳房が垂れて形が崩れるのを防ぐため、あるいは安定せず落ち着かないからそうしているという。しかし、ブラジャーを12時間以上着用した場合、乳がんの罹患率が急激にあがるという研究結果に鑑みると、彼女らは乳癌予備軍の最前線にいる可能性が高いといえるだろう。 体にフィットし、負担がかからないブラを選び、就寝時を含め必要のないときにはなるべく着用しないといった簡単なことで、乳癌のリスクを大幅に下げることができるのであれば、やらない手はないのではないだろうか。 以上抜粋 詳しい元記事はこちら やはり、締め付けはリンパの流れを滞らせてしまっていけないようですね。 かくいう私も実は18~23才頃に24時間ブラを着けていました。 ずいぶん昔のことですが、乳癌になった一因であるのかもしれません。 今は家ではノーブラかノンワイヤーのソフトブラで過ごしています。 家でノーブラに抵抗がある方も多いと思います。 そういう方は、ブラ付きキャミソールやノンワイヤーのソフトブラで過ごされてはいかがでしょうか?