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カテゴリ:読書ろぐ(mystery)
チーム・バチスタ2「ジェネラル・ルージュの凱旋」のドラマを見てます。
原作は、人から借りて「チーム・バチスタ」だけちらっと読んだことありますが、 あんまり文体が好きではなくてそれっきり、でした。 原作好きな人からは「ドラマも映画も雰囲気が全然違う」と言われてたんですが、 せっかくの機会なので、比較しつつ原作のシリーズを読んでます。 「チーム・バチスタの栄光」 「ナイチンゲールの沈黙」 「ジェネラル・ルージュの凱旋」 …と、順序良く図書館で借りて読了。 ドラマの頼りない田口医師もいいけれど、速水先生と同期、 という原作の設定はやっぱり捨てがたい。 ドラマでは、速水先生(西島秀俊さん)vs白鳥さん(中村トオル) という構図に置き換えてますが、役者さんの年齢、格なんかを考えると 適切ではないかなーと思いますね。 原作では、ミステリの要素が強いバチスタとジェネラルが、わたしは好きです。 あと心臓手術だったり、救急医療の現場だったり、 医療関係の知識としても「そうだったんだ!」と驚きが多く、 ハラハラどきどきがより強くなりました。 ちょうど午後に前作のドラマも放送されていて、1度見たんだけど、 心臓外科手術がテーマなので血が多い。。。 これは映像より本の方が、わたし向きです で、ドラマ放送中にジェネラルまでたどり着いたので、もうしばらく いいかなーと思いつつ、白鳥・姫宮コンビが出ているので、 ちょっと読んでみました。 螺鈿迷宮(上) 螺鈿迷宮(下) ミステリーと言うよりは病院を舞台にしたミステリアスな物語、かな。 「ナイチンゲールの沈黙」よりさらにミステリ的要素が薄くなっているかも。 語り手の落ちこぼれ医大生・天馬くんが頼りないせいか、 田口先生と組むと型破りなところばかりが目につく白鳥さんが、 ずいぶんまっとうな大人に見えました。姫宮がいるせいかも 終末期医療や死亡時検索の問題が、医療上のテーマなんだと思うんですが、 それに対して怒る人が出てこないこともあって、読んだ後に残るものが あまりなかったです。 しばらく海堂さんの作品はいいかなー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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