ポルシェ（ＴＹＰＥ９６４）とライカな日々

今号のＵＣＧは楽しめた。

まずは表紙。

スピードイエローの９９７(この際空冷だろうと水冷だろうと構わない)。

ＵＣＧのロゴもスピードイエロー。

そして、スピードイエローでＹｅｓ！ Ｃａｒｒｅｒａ！！

これだけで迷わずむんずと掴んでレジへと向かう。

様々なライターによる歴代カレラのＹｅｓとＮｏの記事。

相変わらず吉田師匠のキレのある文章は読んでいて心地よい。

ライターによっては変なのもあるけどね。

特に、現行の９９７に対するＮｏのコメント。

よっぽどポルシェ･ジャパンのご機嫌を損ねるようなことはしたくないんでしょうね。

「出入り禁止」になりたくない？

「･･･ルームミラーを動かすときにフロントガラスに爪が当たってガラスにキズがつくのが気になります。･･･」だってさ。

そりゃウソでしょ･･･

爪でガラスに傷を付けられるなんて、仮面ライダーの怪人も真っ青だ。

カメラ雑誌の中でキヤノンのカメラを正面切って批判できないカメラマンとおんなじである。

キヤノンからの広告費で成り立っているカメラ雑誌にキヤノンのカメラを批判する記事が書けるわけがないということか･･･

そうした中でカメラの田中チョートク師匠やポルシェの吉田師匠は誠に立派だ。

やや、このＵＣＧ、今号で休刊になってしまうそうな。

あらら･･･

これでまたひとつ、コストパフォーマンスの高い雑誌が消えてなくなるなぁ。

誠に残念でならない。