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テーマ:911FANマガジン(444)
カテゴリ:ライカ
![]() 思えば、小生など、すっかりライカバブルに踊らされていたというところであろう。 クルマと違ってカメラは税金も車検もないし、簡単にスクラップになるものではないので、日本に入ってきたライカのほとんどは現存して、タマ数も豊富にあるはずである。 デジカメ全盛でライカの需要が減ればそれだけ価格も下がり、今買おうとしている人はかなりお買い得なのではあるまいか。 ということで、たまたま取り出したライカ本、ライカM3を分解し、修理マニュアルと合わせてパーツの写真を掲載しているものであった。 クルマと違って、スプリング1本、ビス1本、ワッシャー1個取って見ても、繊細で精密感はもの凄いものがある。 「もう今ではこんなものは作れない」というのも納得できるというものだ。 これに比べたら911の空冷エンジンがいくら精密だと言われたって、何ぼのものでもないよなぁ・・・ でも待てよ、ライカとポルシェでは大きさが全然違うよなぁ。 もしライカが911位の大きさだったら、巻き上げレバーは1.5メートル位あることになるわけで、そうなると連動距離計だって大したものではない。 でも、もし911がライカ位、つまり大きめのミニカー位の大きさだったら、全てをそっくりそのまま再現するのであれば、それこそ顕微鏡レベルの細かい作業が必要となるだろう。 そして、そこに使われるスプリングや細かなパーツはどれほど繊細なものになることか・・・ まあ、本来比べるべきものでもないのだろうが、一つだけ共通点が。 ポルシェのパーツマニュアル(PET)とライカの修理マニュアル、見れば見るほどそっくりである。 部品の数はケタ違いだけれどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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