ママでもフェラーリ!
昨日、買い物のために近所を歩いていたときのこと。後ろからブォ~ンと、ちょっとフツーのクルマとは違う音を響かせて走り去ったのは・・・丸いテールランプ、輝く跳ね馬のエンブレム・・・アレは何だ、ポルシェだ、いや、フェラーリだ。それにしてもデカいなぁ。幅も広いけど全体にボリュームがあって、とにかくデッカイというのが正直な印象である。しばらく歩いていくと、見慣れないクルマがカフェの前にドデ~ンと停まっている。おっ、さっきのフェラーリだ。612?おおっ、これがスカリエッティか・・・先ほどのフェラーリと同じだったのかは分からないけれど、こんなところに同じ色のスカリエッティが2台もあるはずがないよなぁ。あまりジロジロと覗き込むわけにもいかず、ちらっと鑑賞させていただいた。とにかくデカい。12気筒エンジンを詰め込んだボンネットは、我がポル子のそれと比較すると、太平洋のように広い。赤い革(だと思う)の貼り込まれたインテリアは、さすがフェラーリのフラッグシップである。リアシートもゴージャスで・・・んっ、チャイルドシート?スカリエッティにチャイルドシートぉ?気が動転して直ぐにその場を立ち去ってしまったのだけれど、良く考えてみれば、リアシートを備えた4人乗りの超高級GTなのだから、チャイルドシートがあっても別に不思議はないよなぁ。それにしても、そのスカリエッティのリアシートは、どこにでもあるチャイルドシートを乗せたクルマと全く同じで、色々なものがごちゃっと散らかっていて、実に微笑ましいものであった。ママが運転するのかどうかは分からないけれど、ここまでやった以上、ママにも運転して欲しいものだ。2シーターの430や599には、ちょっとチャイルドシートは載せられまい。こういう使い方もあるのだなぁ。赤いテスタロッサで吉○屋に乗り付けて露だく大盛りを注文する・・・もしフェラーリに乗るようなことがあったら、こういうことをやってみたかった。でも、スカリエッティでスーパーに乗り付け、広告の品を次々と籠に入れて、袋は要らないわ・・・というのはもっとイイかもね。スカリエッティには手が出ないものの、456GTなら・・・なんて、ちょっと検索してみたりして・・・危ない危ない・・・ポル子に知れたら大変だ・・・