知覧特攻平和会館
鹿児島旅行記。鹿児島への旅のもう一つの目的地。それは、知覧特攻平和会館。太平洋戦争沖縄決戦において特攻という人類史上類のない作戦で、爆弾搭載の飛行機もろとも肉弾となり一機一艦の突撃を敢行した多くの特攻隊員の遺品や関係資料を展示している場所です。ここを訪れたいがために、今回の休みは鹿児島に行こうと決めました。もうね、10年前からずっと言い続けてきてますから10年前になおちゃんから「絶対行ったほうがいいよ」と薦められてからずっと(笑)しかし、さすがシルバーウィークです。おそらく平日の昼間はひっそりとしているであろうこの場所は、今回お祭り騒ぎでした超観光地なんですけどっ館内は撮影禁止だったので、公式HPで雰囲気を感じてほしいのですが、結構狭いです。館内に戦闘機が展示されているのですが、気をつけて歩かないと翼に頭をぶつけます「若き特攻隊員」のコーナーには、1,036柱の隊員の遺影が出撃戦死した月日順に掲示されており、遺書や手紙等も展示されていましたが、大行列で落ち着いて見られない人垣の少なそうな部分にひょいっと入り込んで見るくらいだったので、ほとんど見ることができなくてとても残念でした・・・しょぼん。それでも。ちょっとだけ垣間見た手紙や遺書たちの文面や内容に思わず涙が・・・。周りをみるとハンカチじゃなくてタオル持参で涙する人もいました。10代や20代半ばの若い隊員ばかり。それなのにしっかりとした文面、家族への感謝のことば、幼い弟や妹へのことばに涙、涙です。今の同じ世代の若者、いやそれよりも上の世代でもこんなにしっかりとした文面で遺書や手紙が書けるだろうか・・・と思うと余計に涙(ノ△・。)一番奥にある「戦史資料室」は靖国神社にある博物館のミニ版のようでした。「戦史」って、西南戦争からはじまるんですね。靖国神社のときもちょっと普通の神社と違う雰囲気だと感じましたが、こちらの特攻平和観音堂も似たような雰囲気でした。そんな観音堂のすぐ脇に、不釣合いなラーメン屋が(笑) 戦闘機と同じ名前のラーメン屋だなんて・・・一体こちらは復元された戦闘機「隼」 映画『俺は、君のためにこそ死ににいく』の撮影のために復元されたものらしいです。この映画、またブレイクしていない頃の向井理クンが出演してるんですよね桜が咲いていたら、さぞかしいい画になるだろうな。この映画に登場する富屋食堂さんも知覧武家屋敷の近くに復元されていましたよ今回は連休のせいで人が多くてじっくり観ることができなかったので、次回はぜひ平日に行きたいと思います。出張が鹿児島があたったら、時間をやりくりしていけるかな ブログランキング にほんブログ村人気blogランキング