新着記事一覧 | 光り輝くために

「沙羅は和子の名を呼ぶ」加納朋子　著

１０編からなる短編集。　　　　※　　　　※　　　　※雑誌掲載が違うので、長さもテイストも色々でした。怖いものが苦手なのでホラーっぽい話があって心臓がドキドキしましたが大丈夫でした。日常からほんの少し非日常な世界へ行く話が多かったです。悪くはなかったけど、私の好みではありませんでした。

November 13, 2010

コメント(0)

「眠りの森」東野圭吾　著

バレエ団の事務所で男が殺された。果てして本当に正当防衛だったのか。加賀恭一郎シリーズ第２作。　　　　※　　　　※　　　　※表紙がドガの「踊り子」で（単行本）、バレエ団という華やかな世界が舞台。犯人が誰か全然検討がつかなくてもストレスがたまらず最後まで楽しめました。犯人探しより加賀恭一郎の恋の行方の方が気になったとも言えますが（笑）「卒業」では大学生だった加賀恭一郎がいきなり刑事で登場。彼を出したのは著者のちょっとしたいたずらだそうで、それにしては大活躍していてファンとしてはうれしかったです。

November 12, 2010

コメント(0)

「月曜日の水玉模様」加納朋子　著

丸の内ＯＬ・片桐陶子とリサーチ会社勤務の萩広海のコンビが日常の謎を解いていく連作短編集。　　　　※　　　　※　　　　※加納朋子ってテーマが重かったりするときがあるのですが、これはほのぼのと心が温かくなりました。平凡な通勤風景の中にも謎が潜んでいるのですね。しっかり者の陶子と、のほほんとした広海はいいコンビです。目次の頭文字を続けて読むと……というお遊びがあったそうで、図書館に返却しちゃったよ～

November 11, 2010

コメント(0)

「冬のオペラ」北村薫　著

姫宮あゆみと名探偵の巫弓彦のコンビが難事件を解決する。　　　　※　　　　※　　　　※探偵ねえ、ちょっと食傷気味かも……。まあ！　苗字が巫（かんなぎ）と変わっているし、ポリシーも一味違う。むむむ、あなたは個性的なお方。しかもこんなに生活感溢れる探偵は初めてです。彼の日常生活はユーモラスだったけれど、事件の方は悪意があったので解決してもすっきりせず、深々と降り積もる雪景色のような気持ちになりました。

November 10, 2010

コメント(0)

実技の模擬試験

娘が予備校の実技の模擬試験を受けたいと言ったので、電車に乗って兵庫県まで行ってきました。雨だったら体育館でするって聞いてたのに、結局全部外でしました。結構降ってたのに～。体育会系のノリについていけなかったけど、娘は楽しかったそうです。終電に乗れなかったら新幹線で帰るつもりだったけど大丈夫でした。受験生の母はサポート頑張っています。

October 31, 2010

コメント(0)

「マドンナ・ヴェルデ」海堂尊　著

「ジーン・ワルツ」を、曽根崎理恵の母みどりから描いた話。　　　　※　　　　※　　　　※母VS娘のバトルが凄かった！いくら実の娘と言っても、産科医であるクール・ウィッチに普通のおっかさんではなかなか対抗できません。理恵の感覚は変です。ぶっ飛びすぎ。みどり頑張れ～と応援していました。代理母問題は重いテーマで色々と考えさせられました。

October 23, 2010

コメント(0)

「魔術はささやく」宮部みゆき　著

３人の若い女性が次々に亡くなった。一見無関係のように思われたが……。　　　　※　　　　※　　　　※メイントリックには興醒めしてしまいました。第２回日本推理サスペンス大賞受賞作ですが、やはり選考委員からトリックについての指摘があったそうです。でも謎解きを楽しむというより、主人公日下守少年の成長を描いた物語なので、読後感はよかったです。宮部みゆきって少年を描くのが上手いわね。

October 20, 2010

コメント(0)

「光の帝国　常野物語」恩田陸　著

不思議な力を持つ一族の連作短編集。「大きな引き出し」「二つの茶碗」「達磨山への道」「オセロ・ゲーム」「手紙」「光の帝国」「歴史の時間」「草取り」「黒い塔」「国道を降りて… 」　　　　※　　　　※　　　　※タイトルからのイメージと話の内容とは全く合っていませんでした。恩田氏はノスタルジアの魔術師と称されているそうで、郷愁を誘うどこか懐かしさを覚える物語でした。切ないけど心が温かくなりました。この世界観ってとてもいい！早く「蒲公英草紙」と「エンド・ゲーム」が読みたいです。

October 18, 2010

コメント(2)

娘と買い物＆先生になる宣言

久しぶりに娘とふたりで買い物に出かけました。ふたつのショッピングセンターをご所望。まず家から南の方角にあるショッピングセンターをさっと見て終わり。ちょっと前にオープンしたばかりで私は１回来たことがあるけど、意外と見るところはないんです。さあ隣りの市にあるショッピングセンターへ行きましょう。車で移動中に娘が「○高校の先生になることにした」と宣言。中学生の頃からスポーツに関係のある職業に就きたいとずっと言ってたから、体育の先生を勧めてたけど、先生は嫌だって全然選択肢になかったの。AO入試落ちたから、娘なりに色々考えたんだろうね。でも「公務員だし」に、ちょっと待った！あなたの通ってる学校は私学だから、公務員じゃないよ～でも経営は安定しているみたいだし、目標が決まってうれしいわ。しゃべりまくってたので、お昼に行こうと思ってたお店、気がついたら通り過ぎてました。国道沿いだから、わざわざカーナビセットしなかったし。信号待ちの度に、グルメブックを見て決めたお店に行ったら、第２日曜は定休日だった……。ショッピングセンターの向かい側にお店が集まっているところがあるので、そこに行ってみました。お腹が空いてきて、車の運転がしんどくなってきたから早くランチにしたい。色んなお店があったけどスパゲティ屋さんに入りました。私は赤ピーマンとか野菜たっぷりのスパゲティにしました。美味しかったです。自分じゃ～美味しく作れないわ。それからいつもよく行くショッピングセンターで買い物して帰りました。

October 10, 2010

コメント(2)

「十字屋敷のピエロ」東野圭吾　著

十字屋敷で起こった殺人事件。ピエロが見ていたことを語る。　　　　※　　　　※　　　　※犯人がわからないし、トリックも全然見当もつきませんでした。登場人物に感情移入できたら、もっと楽しめたかも。人間以外の視点が出てくるのは、ほほ～と感心しました。宮部みゆきの「パーフェクト・ブルー」は犬の視点で描かれていたっけ。「十字屋敷のピエロ」は人間以外の視点がエッセンス程度にしか出てきません。ミスリードに見事に引っかかってしまい、犯人はこの人か、いやこの人かと全然違う人ばかり疑ってしまいました。後半はどんでん返しで展開が速かったです。

October 3, 2010

コメント(0)

「浪花少年探偵団」東野圭吾　著

竹内しのぶは独身の小学校教師。大阪人だけあってちゃきちゃきで元気一杯。　　　　※　　　　※　　　　※東野さんの出身地・大阪が舞台です。タイトルは少年探偵団ですが、あくまでもしのぶセンセが主人公です（笑）本当にユーモラスで面白い作品でした。関西弁って独特の魅力がありますね。大阪の隣りの県に住んでいますが、関西弁はしゃべれません。新藤刑事がしのぶセンセのことを好きになったけど、恋ガタキ現る！ああ、ますます面白くなってきました続編も読まなければ……。

October 1, 2010

コメント(2)

「新参者」東野圭吾　著

日本橋でひとり暮らしの４０代女性が殺された。着任したばかりの刑事・加賀恭一郎は捜査を始めた。　　　　※　　　　※　　　　※ 短編で一話完結かと思ったら、連作になっていました。煎餅屋・料亭・瀬戸物屋・時計屋等、色々な人に会いに行くのですが、加賀恭一郎はさりげなく日常の謎を解決していきます。日本橋が舞台で、人情味溢れるエピソードの数々がよかったです。加賀も新参者ですが、すーっと地域に馴染んでいっていきました。だから事件を解決することができたのです。殺人事件だったけれども、読後は心が温かくなりました。

September 20, 2010

コメント(0)

「１Q８４　book３」村上春樹　著

評価が分かれていますね。今のところ面白いし、続きが気になります。こうなるだろうという私の予想は全然当たりません。意外性があっていいわ。それはご都合主義でしょう！　という突っ込みどころがありましたが、スルーしておきます（笑）

September 19, 2010

コメント(0)

「ゆんでめて」畠中恵　著

「しゃばけ」シリーズ第９弾。　　　　※　　　　※　　　　※最初タイトルを「ゆんでみて」と読み間違えてしまいました。弓手（ゆんで）は左手、馬手（めて）は右手です。ああ、そうか。冒頭のシーンで……納得。趣向が凝らしてあったので、あれ？　と思いました。みなさん、大丈夫ですよ。前作読んでない？　と焦らないように。上橋菜穂子との対談で、遊び心を入れた構成は、やって後悔したと語っていました。あら、やっぱり？（笑）オールスターでお花見する話が一番よかったな。

September 15, 2010

コメント(0)

「乙女の密告」赤染晶子　著

京都の外国語大学でドイツ語を学ぶ乙女たち。　　　　※　　　　※　　　　※短いので３０分くらいで読み終わりましたが、あまり面白くありませんでした。「アンネの日記」を読み込んで、ユダヤ人としてのアイデンティティーを理解しないといけないのかも。最近の芥川賞受賞作はよくわかりません。

September 13, 2010

コメント(0)

「香子の夢」東野圭吾　著

コンパニオンの香子の同僚牧村絵里がホテルの一室で毒入りビールを飲んで死んでいた。密室だったので自殺と思われたが……。　　　　※　　　　※　　　　※東野さんにしては軽い感じで、何だか巷に溢れているサスペンスドラマみたい。それでも密室トリックは難しかったです。設定から時代を感じさせられました。ああ、あの頃はバブル……。

September 4, 2010

コメント(0)

陸上競技大会

予想通り、この前の大会では引退できず、顧問の先生に今日の大会に出るように言われたそうです。結果は３位でした。いや～エントリーしたの５人だったのよ。賞状がまた１枚増えました。

September 4, 2010

コメント(2)

陸上競技大会

娘の部活の大会が８月２８日にあり、応援のために夫婦で前日から現地入り。私は松本市は初めて。きれいな街だなあ～。昨日居酒屋さんで夕飯を食べた後、ホテルに戻ろうとしたけど、やっぱ長野県に来たからにはおそばも食べたいということで、おそば屋さんを探しました。うわ～！！ざるそばを頼んだら、おそばの量が多くてびっくり。一般的なお店の倍はあるよ。美味しかった。しあわせ～。当日陸上競技場に着いて、時間があったので、その辺に腰掛けて待っていたら何かが違う。あ、そうか。ミーンミーンミーン。ミンミンゼミが鳴いている。私の住んでいるところは、クマゼミさんとアブラゼミさんが優位で、ミンミンゼミさんは滅多に聞かないかも。ミンミンゼミの方が風情があると思ったけど、近くで聞くとうるさいのはいっしょだった。ハハハ。さてさて、大会の結果は……。不調なようで上位８人にも入れませんでした。精一杯やったんだからいいさ。でも顧問の先生が「結果悪かったから次の○大会も出ろ」とか言ったりしてね。一個上の先輩のとき、そうだったのよ～。お昼は伊那市でソースカツ丼を食べて帰りました。ソースもお土産に買ったわ。福井県のソースカツ丼はキャベツがなかったけど、ここのはご飯の上にキャベツで、その上にカツが乗っていました。

September 3, 2010

コメント(0)

「ひまわり事件」荻原浩　著

隣り同士の老人ホームと幼稚園の交流が始まった。やがて事件が起きる。　　　　※　　　　※　　　　※事件が起きるまでが冗長だという意見が多かったですが、私は気にならず楽しく読めました。あっさり描いたら、薄っぺらい話になると思います。経営者の思惑によって始まった無理やりの交流。お年寄りと幼稚園児は、それぞれ相手のことをエイリアンとしか思えません。最初はすれ違ってばかりいたけれど、段々と心が通い始めました。たっぷり笑って最後はホロリ。３万本のひまわりの花が咲いている光景は圧巻でしょうね。

September 3, 2010

コメント(0)

「覆面作家の夢の家」北村薫　著

「覆面作家」シリーズ第３弾。「覆面作家と謎の写真」「覆面作家、目白を呼ぶ」「覆面作家の夢の家」　　　　※　　　　※　　　※　目白の話が怖かったので、最終話がハッピーエンドでよかったです。リョースケと千秋の恋の行方が気になっていたのよ～ほんと、北村さんの小説っていいわあ。暗号は難しすぎて解けませんでした。いや～、解けた人いないかも（笑）

September 2, 2010

コメント(0)

「覆面作家の愛の歌」北村薫　著

「覆面作家」シリーズ第２弾。歌って踊れる編集者、静美奈子登場。「覆面作家のお茶の会」「覆面作家と溶ける男」「覆面作家の愛の歌」　　　　※　　　　※　　　　※またまた魅力的なキャラの人が登場しましたが、本作は謎解きに重点が置かれていました。電話のトリックは難しすぎてよくわかりませんでした。何だか東野圭吾あたりが考えそうなトリックみたい。

September 2, 2010

コメント(0)

「覆面作家は二人いる」北村薫　著

姓は覆面、名は作家。19歳の推理作家誕生。「覆面作家のクリスマス」「眠る覆面作家」「覆面作家は二人いる」　　　　※　　　　※　　　　※これこれ！北村薫さんの小説の主人公の女性って大人しい人ばっかりだったから、こういうアクティブな主人公の話を読んでみたかったの。まさにうってつけ。内弁慶ならぬ「外弁慶」な性格最高です。何で覆面作家が二人もいるんだろうと思ったら、アハハ。そういうことだったのね。サーベルタイガーって聞いたことないと思ったら、絶滅した動物でした。

September 2, 2010

コメント(0)

「つくもがみ貸します」畠中恵　著

「序」「利休鼠」「裏葉柳」「秘色」「似せ紫」「蘇芳」からなる短編連作集。姉弟二人が切り盛りする「出雲屋」は現代でいうところのレンタル業。妖（あやかし）たちを巻き込んで騒動が起きる。　　　　※　　　　※　　　　※「しゃばけ」シリーズとはまた違った味わいです。ここに登場する妖たちは人間とは直接口を利きません。「しゃばけ」シリーズであれだけ若旦那とのコミュニケーションを描いているので、この設定が少しもの足りませんでしたが、楽しんで読めました。気になる恋の行方はいい感じに落ち着きそうでホッ。

September 1, 2010

コメント(0)

「神様のカルテ」夏木草介　著

栗原一止（いちと）は信州の総合病院で働く内科医である。　　　　※　　　　※　　　　※医療ものだけど文体が軽いし、主人公の話し方が夏目漱石調でこれを借りたのは失敗だったかもと思いましたが、読み進むにつれ手応えを感じ、ラストは心がじんわりと温かくなりました。現役の医師ということで、地域医療や末期医療など様々な問題提起がなされていました。娘の部活の応援で松本市に行く予定があるので、信州が舞台というのもうれしかったです。それにしても表紙は有川浩の「植物図鑑」に雰囲気が似ているわねえ。

September 1, 2010

コメント(0)

「まんまこと」畠中恵　著

タイトルの意味は「真真事＝ほんとうのこと」町名主の玄関先には今日も揉めごとが持ち込まれ、ちょっと頼りない跡取り息子麻之助が解決する。「まんまこと」「柿の実を半分」「万年、青いやつ」「吾が子か、他の子か、誰の子か」「こけ未練」「静心なく」からなる連作短編集。　　　　※　　　　※　　　　※歴史物に弱いので、江戸時代に名主という制度があったことを初めて知りました。「しゃばけ」シリーズは妖（あやかし）の力を借り、こちらは悪友の力を借りて事件を解決します。悪くはないけど、どちらかというと「しゃばけ」シリーズの方が好きかな。妖たちのキャラが立っているもの。麻之助の淡い恋心は切なかったです。

July 13, 2010

コメント(0)

「ペンギン・ハイウェイ」森見登美彦　著

小学４年生のぼくが住む町に突然ペンギンが現れた。日常生活に少しづつ、不思議なことが起きる。　　　　※　　　　※　　　　※タイトルもかわいいし、表紙のイラストもかわいいです。今までのキーワードだった「京都」も「大学生」も出てこず、小学生が主人公のほのぼのとした世界で、モリミー、新境地を開きました。主人公のアオヤマくんは非常にこまっしゃくれた子どもです（笑）お父さんもいい味出してます。年上のお姉さんも不思議な魅力を持った人です。ペンギンが突然現れて、わくわくしたけれど、特にどうのこうのあるわけでなく、中だるみしました。そして後半にSFっぽくなって一気に盛り上がって終わりました。予想外のラストでびっくり。

July 9, 2010

コメント(0)

時空を超えて「LIVE魂の解放～負の記憶の昇華～」

横浜でのイベントに参加しました。「LIVE魂の解放～負の記憶の昇華～」告知でイベント名を初めて見たとき、おーおーすごいタイトルだなあと思いました（笑）でも何回も会っているいずみさんが主催のひとりなので、ためらわずに申し込みました。６月は私にとって転機が訪れる月でもありますし。直前の土曜日に娘の陸上競技の大きな大会があって、そのことで頭がいっぱい。ごめん。歌の練習はそれが終わってからじゃないとできない。まあ私には短期集中型の方が合っているみたいだからいいか。だからイベントの内容は歌を歌うこと以外は何があるのかはまったく把握していませんでした。新幹線の駅まで遠いので、ニューグランドに前泊。いずみさんに会うなり「部屋に何か出なかった？」？？？「…ううん」いたって普通でした。きっと守護霊とか妖精さんとかがいずみさんに挨拶したんじゃないかな。『陽の詩』の朗読を聞いていたら、何だかウルウル。『陰の詩』の後だったから、陽が際立ったのだと思う。そして『時空を超えて』を歌っていたら、もう涙が止まらないよ。とにかく歌を覚えて、前日にホテルまで迷わずたどり着かなくちゃということで、魂の解放とかは考えてもいませんでした。歌っているときに、みんなのエネルギーが合わさって別の世界にいるようでした。私たちの心が光になって、窓から空に向かって飛び出しました。港を超え、海を越え、時空をも超えたようです。ほんとにもう言葉で言い表せないような不思議な体験。これから何かが起こりそう。実はただ今、自分の生き方模索中。きっと何かが変わりそうです。みなさん、どうもありがとうございました。

June 24, 2010

コメント(2)

「海馬が耳から駆けてゆく」菅野彰　著

「面白い本を教えてください」というトピックで紹介されていたこの本。エッセーですが、読んでみるとほんとーに面白い。くれぐれも人前で読まないようにね。著者は男性ではなく女性で、どうしてこういう貴重な体験ばかりするのかな。旅行先で川に散歩に行って遭難しそうになるとか。シリーズ物だそうで、もっと読んでみようかしら。

June 20, 2010

コメント(0)

陸上競技大会

ついに来た来た。憧れの東海大会。場所は瑞穂陸上競技場です。りっぱな会場だと、行け行け、Go！　Go！　総体の沖縄へGo！　と気分も盛り上がります。結果は残念ながら、上位８名に入れませんでした。でもここまでこれたんだからいいや。思い残すことはないはず。さあ、これから猛勉強よ！　と思っていたのは親だけで、７月の大会も出るんですって。たぶん通過するだろうから、本選は８月の終わり。受験勉強は大丈夫か？？

June 19, 2010

コメント(0)

「魔球」東野圭吾　著

開陽高校野球部員が刺殺体で発見された。一方、企業で爆破未遂事件が起きる。　　　　※　　　　※　　　　※高校野球と企業で起こった事件という設定は、宮部みゆきの「パーフェクト・ブルー」と同じですね。こちらの方がもっと重い味わいでした。他の人の評価は高いけれど、私には合いませんでした。真相を知って、えー！それは無理だと思います。そこの部分で興醒めしました。

June 11, 2010

コメント(0)

「アコギなのかリッパなのか」畠中恵　著

２１歳の大学生・佐倉聖は腹違いの弟を養うため、元大物国会議員の事務所に事務員として働いている。　　　　※　　　　※　　　　※政治家の事務所が舞台と聞いて身構えたけど、予想に反してめっちゃ面白かったわ。猫の色が変わるって何？（笑）ミステリーだけれど日常の謎を解くタイプで、さらさらっと読めます。登場人物のキャラが立っていていいわ。タイトルもなるほどね。深いわ。

June 5, 2010

コメント(0)

「とっても不幸な幸運」畠中恵　著

新宿の酒場に持ち込まれた「とっても不幸な幸運」という名の缶。一癖ある常連客たちを巻き込んで大騒ぎ。　　　　※　　　　※　　　　※「百万の手」が今ひとつだったので、現代物はあまり面白くないかもと期待値を下げて読んだからか、まあまあ楽しめました。常連客たちは気心が知れていて、マスターの料理も美味しい。いいなあ。私も行きたい。でもみんなキャラが濃いよ。ケンカになると大変。変わったタイトルですが、災い転じて福となすといったところです。こんな缶が１００均で売っていたら買うかな？勇気ないなあ。

June 3, 2010

コメント(0)

「フィッシュストーリー」伊坂幸太郎　著

「動物のエンジン」「サクリファイス」「フィッシュストーリー」「ポテチ」の４つの作品からなる短編集。　　　　※　　　　※　　　　※過去の作品の脇役たちが主役を務めています。いつもの伊坂幸太郎の作風でした。読み終えたすぐは、へー凝ってるわねえと思ってもしばらくたつと、はて？　どんな話だったかなって忘れちゃう。伊坂さんの作品は合う人と合わない人と分かれるような気がします。

May 30, 2010

コメント(2)

陸上競技大会

全国高等学校陸上対校選手権大会三重県予選会というのが伊勢市でありまして、やったぜベイビー。東海大会進出となりました。去年の秋はインフルエンザで出られなかったので、この日にかけてました。感無量です。次は６月の東海大会です。GO！　GO！

May 29, 2010

コメント(0)

「１１文字の殺人」東野圭吾　著

恋人を殺された女流推理作家は友人と共に真相解明に乗り出す。　　　　※　　　　※　　　　※１～４作目までは密室トリックを使っていましたが、本作は違いました。こじんまりとまとまっていて、今ひとつ感情移入できませんでした。巷によくあるサスペンスドラマみたい。原題は「無人島より殺意をこめて」だったそうですが、出版社の要望で改題されたそうです。えー。原題の方がずっといいと思いますけど？　不思議ですねえ。

May 23, 2010

コメント(0)

「オイアウエ漂流記」荻原浩　著

飛行機が墜落し、たどり着いたところは無人島。運命共同体となった１０人はどうする？　　　　※　　　　※　　　　※遭難したというのに、荻原さんの手にかかるとユーモア小説になるというのが流石です。悲壮感は全く感じられず、くすっと笑わせながら物語は進みます。何もないところで生き抜いていくには生活の知恵みたいなものが必要なのですね。私は生活の知恵を何も持ち合わせていないから、遭難したら大変なことになりそうです。せめて道具の力に頼ろうかな。少し冗長かなという気がしないでもなかったですが、楽しく読めました。

May 23, 2010

コメント(0)

「キケン」有川浩　著

大学の機械制御研究部というサークルに集う危ない奴ら。　　　　※　　　　※　　　　※理系男子って面白い！　いや、アブナイのか？遊ぶときも真剣勝負っていうのがいいわ。普段は男ってうざうざだから嫌だ～と思っていますが、こういうのを読むと男っていいなあとうらやましくなります。はちゃなめちゃ話でバリバリ全開でラストに突入かと思いきや、黒板エピソードに泣かされました。最近の有川さんは色々なテーマで小説を書いているから楽しみだわ。

May 17, 2010

コメント(3)

「シアター！！」有川浩　著

小劇団の主宰春川巧は資金繰りに困り、兄に泣きつく。２年で３００万を返すという厳しい条件が出された。　　　　※　　　　※　　　　※舞台が劇団というのは斬新ですね。そこは有川流に上手に料理してあります。大人も楽しめるライトノベルで面白い作品でした。私は吹奏楽団に所属していたけど、組織がしっかりしていたので、こんな風に経営上の悩みはなかったです。まあ下っ端だったから知らなかっただけかもしれませんが（笑）

May 15, 2010

コメント(0)

鞍馬寺と貴船神社

レイキのアチューメントを受けたからには鞍馬山に行ってみたかったのです。レイキの創始者である臼井氏が修行をしたところだからです。地図で見てみると、かなり山。…冬は大分寒いよね。くじけるわ。暖かくなってからにしよう。夏はマムシが多い！？ということで気候のいい本日決行。夫に付き合ってもらいました。鞍馬寺に向かって石段を上るぞ。オー！えっちら、おっちら。えっちら、おっちら。あそこまで上ったら頂上かなという期待を何度裏切られたことか。延々と続く石段。…修行だ、まさしく修行だ。ネット検索したら、「パワースポットだからか不思議な力がみなぎってあっという間に上れました」とブログに書いていた人もいたのですが私は全然でした。それでも木の根道にたどり着いたときは、臼井さんの修行した場所はどこかしら～？　とハイになりました。杉の根がウネウネ。不思議な光景です。ここで瞑想するのもいいわね。ハイキングコースを経て、貴船神社に下りるルートを選びましたが、何でまた階段なの？？青山高原みたいな山道だと思っていたのに、土でも階段はもう嫌だ。向こう１年分の階段の上り下りを１日でしたような気がします。お昼を食べてから貴船神社へ。縁結びの神様だから娘のためにお守りを購入。水占おみくじというのをやってみました。水に浮かべると文字が浮かび上がってきました。時間が余ったので、出町ふたばへ豆餅を買いに行くことにしました。凄い行列。和菓子屋さんで行列ができているのを見るのは生まれて初めてだなあ。でも思ったより早く買えました。「豆餅と三色だんごと柏餅をください」遠いから滅多に来られませんからねえ。口コミによると豆餅は時間単位で固くなるそうなので、鴨川沿いでおやつとしてひとつ食べました。美味しかった。幸せ～。パワースポットに行ったから何か起こるのかな？

May 2, 2010

コメント(0)

「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」万城目学　著

小学１年生のかのこちゃんと猫のマドレーヌの日常。　　　　※　　　　※　　　　※ギリシャ文字のオメガで笑わせてもらいました。ギリシャ文字でこんなに笑うことができるなんてね～「一頭くらい、人の言葉が話せる鹿がいてもおかしくないかもしれない」で、またまた大笑いしました。小学生が生き生きと描かれていました。

April 29, 2010

コメント(0)

「コロヨシ！！」三崎亜記　著

掃除がスポーツ。しかも活動制限付き？爽やかな青春スポーツ小説。　　　　※　　　　※　　　　※高校生が主人公のスポーツものかと思いきや、え？　掃除がスポーツ？何やら曰く付きみたいだし……。最初はスロースターターだったけど、俄然引き込まれました。独特すぎて動きが想像できない部分もあったけれど、主人公が成長していく姿がよかったです。顧問がいいわあ。あー！　この行動は伏線だったんだと途中で気がついてからチェックしていました。只者ではな～い。

April 26, 2010

コメント(2)

「いちばん初めにあった海」加納朋子　著

表紙がとてもきれいでしたが「いちばん初めにあった海」も「化石の樹」も結構重いテーマでした。仕事が忙しくて気分転換のために、ほのぼの感が売りの加納朋子を借りてきたのでがっかりしましたが、どんでん返し後ハッピーエンドだったので、まあよしとしましょうか。

April 18, 2010

コメント(0)

部活決定PC部

息子はPC部に入りました。膝を痛めているので運動部は無理なのです。でもバスケ部の子とつるんでいるけどね。PCのこと教えてもらえるわと喜んだら、PCでゲームを作る部なのだそうな。

April 14, 2010

コメント(0)

高校の入学式

卒業式は雨だったけど、今日はい～いお天気。普段着の息子に「なんて派手な格好！！」と言われたけど、大人はスーツが普通なの。息子の行く高校は制服が無く私服です。入学説明会でも「入学式の服装はわざわざスーツは買わなくてもいいです。清潔な服装なら何でもいいです」とのことでした。同じ部活だった子と同じクラスになりました。私も同じクラスに知っているお母さんがいると心強いわ。式自体は短かったけど、その後色々な先生が少しずつ話したので、結構長くなり疲れました。帰るときに校庭に咲き誇るチューリップに気がつきました。あ～チューリップだ。春だなあ。今日は本当によき日でした。

April 8, 2010

コメント(0)

娘は貧血だった

娘は１日、部活が終わってから貧血で倒れました。木曜日で病院は休みだし、この前倒れたときに血液検査をしたら、「正常値なので様子を見ましょう」だったので今回は病院に行かないつもりでした。部活の先生に日曜も診察している診療所を紹介してもらったということで、急遽４日に血液検査。そのときは「脳貧血かもしれない」と言われましたが、今日結果を聞きに行ったら、普通の人だったら問題はないけど、アスリートにしてはフェリチン（貯蔵鉄）が少ないので薬を飲むことになりました。食事療法でもサプリメントでもないんですね。１ヵ月飲んでから、また血液検査です。ほうれん草は却って、鉄分の吸収を悪くするのでNGだそうです。お茶も緑茶はやめて、麦茶にします。

April 6, 2010

コメント(0)

高校の合格発表

咲いた咲いたサクラが咲いた！　１１日の入試の翌日、なぜか桜の花が咲いている光景を感じたので、もしやと思ったけれど、期待しすぎるとダメだったときのショックが大きいしね。志望校合格ってうれしいわ。さて、次は娘の大学入試が待っています。サポート頑張ります。

March 18, 2010

コメント(6)

「ほかならぬ人へ」白石一文　著

評判のいい恋愛小説ということでしたが、不倫ものだったので私はNG。「ほかならぬ人へ」は、男性が主人公ということもあり、感情移入できませんでした。「かけがいのない人へ」は、女性が主人公でしたが、結婚が決まっているのに、不倫相手と別れないというのが理解できません。

March 17, 2010

コメント(0)

中学校の卒業式

卒業式だというのに朝から雨。幼稚園時代から振り返っても、雨降りは初めて。今まで運がよかったのね。着ていったコートを膝にかけていたけど、もう寒くって寒くって。それにしても入試はあさって。進学先が決まってないのに、卒業とは落ち着かないです。

March 9, 2010

コメント(0)

「廃墟に乞う」佐々木譲　著

「オージー好みの村」「廃墟に乞う」「兄の想い」「消えた娘」「博労沢の殺人」「復帰する朝」からなる連作短編集。　　　　※　　　　※　　　　※直木賞受賞作。長編かと思ったら連作短編集で、みんなワンパーンでした。警察小説ですが、休職中の刑事がこんなことするわけないと冷めた目で見てしまいました。もう少し若い頃に読んだら素直に楽しめたかも。夫子どもはコナンを観ているけど、高校生が難事件を解決したら、未解決事件はなくなるぞ～と心の中で突っ込みながら家事をする私でした。警察官がスパッと謎解きする話の方がいいわ。

March 7, 2010

コメント(0)