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2005.04.28
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最近はこういう小説とは中々ご縁がなかったんですが。
友人からこの作者が亡くなった、と聞いたら、
なぜか急に読みたくなりまして。
ええ、もう故人になってしまった後なので、
この吉田直先生の「トリニティブラッド」は一生完結することはありません。つまり、終わらない、結末のない物語を進んで読んでいることになります。

なぜでしょう?
かの有名な(?)ベートーベンの魂魄と同調することで『第十交響曲』を書き上げた音楽素人ローズマリー・ブラウンのような奇跡を信じているんでしょうか? それとも、脳内で補完できるとでも思っているのでしょうか?

わかりません。が、なぜか急に読みたくなりました。
もしかすると、若くして死ななければならない程に精根尽くして描かれた作品というネームバリューに興味を持ったのかもしれません。それはさながらゴッホがなくなった後「ひまわり」が求められるように。ミレー没後の「種まく人」への人々の湧き上がる関心のように。苦悩の連続だったベートーベンの生涯に今感服し、「エリーゼのために」に耳を傾けるかのように。うん、そうなのかもしれません。それが人間の本質なのかもしれません。いえ、ボクだけかもしれません。読みたくなっちゃったんだもの。

そうそう、思い出しましたが「エリーゼのために」という曲名はどうやら間違いのようなんです。って、知ってた? あ、そうなんですか…。ま、まあ、知ったかしますと、どうも当時ベートーベンが恋焦がれた女性の名は「テレーゼ・マルファッティ」。で、その曲が譲られたのも同じ人「テレーゼ・マルファッティ」。で、粗雑に書き連ねられた曲名を鑑定したところ「エリーゼ以外にも読み取れる」とのこと。つまり、きちんとした鑑定がなされてれば、今ごろは「エリーゼのために」ではなく「テレーゼのために」だったかも。こうして計らずも、いや計ってやる意味は皆無ですが、ベートーベンは最愛の女性の名を後世に残すことに失敗してしまったのです。いや、これでよかったのかもしれませんね。名前を残したがために「現代でもなお呼称され」結果として最愛の人の安らかなる眠るを妨げたとあっては、顔向けできないでしょうし。それに存在しない存在だからこそ「エリーゼ」は今も悠久の世界でたおやかに煌き続けているのでしょうから。

ってなんで、トリニティブラッドから作曲家の話になってるんだ、といういつものグダグダっぷり。そして、速記を取るとどうしても内容がすごいことになってしまう、ボクの文才のなさ加減が恨めしいですが、今は「継続は力なり」なので書きつづけます。

というか、百ページ位しか読んでませんが、すでに結構知らない文字が出てきてて、「これどこで学んだんだろ?」と思ってしまいます。ええ、学の無い人間ほど矮小なものはない、という実例を挙げてるだけになってますね。まあ、しょうがないじゃないですか! とテンションもついつい上がってますが、実はトリニティブラッドについてはまだ語れないことに気が付かされました。もう随分書いちゃいましたねぇ。トリニティブラッドの内容にすら触れずに…。

なので、今後また読み終わってからでも書き連ねたいと思います。
では、吉田直先生のご冥福を祈念すると共に、この辺で。

PS:ヴァンパイアハンターDの映画は出来がいいです。
  :アレ繋がりで書いてみました。





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最終更新日  2005.04.28 20:05:00
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