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活性酸素と生活習慣病

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2007.11.18
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トクホ(特定保健用食品)について

特定保健用食品(トクホ・特保)とは、いわゆる「健康食品」の中で、厚生労働省がその製品を個別に審査し、その製品(製品に含まれる機能成分)が、体の生理学的機能などに影響を与え、特定の保健の用途に資することが証明され、その効果を表示できることが認可されているもののことです。
例えば、血圧や血中のコレステロールを正常に保つのを助けたり、お腹の調子を整えるのに役立つといった効果・効能を表示することが許可されています。
いわば、健康食品の中で唯一国(厚生労働省)のお墨付きをもらっているのが特保です。

食品には主に3つの機能があります。
●一次機能(栄養) 生命を維持するための栄養素を補給する
●二次機能(味覚) 食事を楽しむことで人生を豊かにする
●三次機能(生体調節) 健康維持・増進、疾病予防・回復、老化防止などのために積極的に機能性栄養素や成分を摂りいれる

特定保健用食品(トクホ)は、食品の持つ三次機能を主眼におき、食品中に含まれる特定の成分が、試験管による試験、動物実験、ヒト(人体)による試験などによって、健康に役立つことが科学的に証明されたものです。
現在認可されている特定保健用食品(トクホ)の用途には、「血圧を正常にする」「血糖値を正常にする」「中性脂肪値を正常にする」「体脂肪が付きにくい」「コレステロール値を正常にする」「お腹の調子を整える」「カルシウムを補給する」「骨の形成を助ける」「虫歯の原因になりにくい」「歯を丈夫に保つ」などがあり、500以上の製品がトクホの認可を受けています(2006年9月現在)。
しかし、トクホと言えども、「~病、~の症状が治る」とか「~が予防できる」等、医薬品と誤解されるような病気の診断、治療、予防に関係する表現は認められていません。
また、摂取上の注意事項を記載し、その中には製品を使用しても効果が現れない場合もあるなど、使用上のリスクについても記載しなければなりません。

特定保健用食品(トクホ)は、メーカー側が製品の開発だけでなく、国(厚生労働省)からトクホの認可を得るための臨床実験やデータの取得などにに莫大な費用と時間をかけています。
使用する側から見ると、製品の効果・効能に科学的な裏づけがあり、国のお墨付きもあるということで、安心して使用することができると言えます。
もちろん生活習慣病は、食事だけでなく、運動や睡眠、ストレスなどトータルな生活習慣要因が関係しているため、健康食品の利用だけではダメですが、特定の用途目的で健康食品の中から何かを選ぶとしたら、まずは特定保健用食品(トクホ)という答えになると思います。


栄養機能食品について

栄養機能食品は、厚生労働省が定めた基準に従って、栄養素(ビタミン・ミネラル)の機能の表示をして販売される食品です。
特定保健用食品(トクホ)が個別審査型なのに対し、栄養機能食品は規格型であり、当該栄養成分の量が規格基準に当てはまっていれば、栄養機能表示をおこなって販売できるもので、厚生労働省への届出や許可は必要ありません。
しかし、規格基準が定められている栄養素以外の成分の機能の表示や、特定の保健の用途を表示してはいけません。
また、「栄養機能食品」の表示に続けて当該栄養素の名称を表示する、その製品が厚生労働省の個別審査等を受けているといった誤解をまねくような表示をしてはならない、といったルールがあります。
現在、栄養機能食品の対象となる栄養素は18種類(ミネラル5、ビタミン13)です。
含まれる当該栄養素の、1日当たりの摂取目安量が、下記の表の下限値と上限値の範囲内にあれば、「栄養機能食品」と称し、栄養機能表示が可能になります。


ミネラル類 下限値 上限値 栄養機能表示
亜鉛 2.1mg 15mg 亜鉛は、味覚を正常に保つのに必要な栄養素です。
亜鉛は、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
亜鉛は、たんぱく質・核酸の代謝に関与して、健康の維持の役立つ栄養素です。
カルシウム 210mg 600mg カルシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素です。
鉄 2.25mg 10mg 鉄は、赤血球を作るのに必要な栄養素です。
銅 0.18mg 6mg 銅は、赤血球の形成を助ける栄養素です。
銅は、多くの体内酵素の正常な働きと、骨の形成を助ける栄養素です。
マグネシウム 75mg 300mg マグネシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素です。
マグネシウムは、多くの体内酵素の正常な働きとエネルギー産生を助けるとともに、血液循環を正常に保つのに必要な栄養素です。
ビタミン類 下限値 上限値 栄養機能表示
ナイアシン 3.3mg 60mg ナイアシンは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
パントテン酸 1.65mg 30mg パントテン酸は、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
ビオチン 14μg 500μg ビオチンは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
ビタミンA 135μg 600μg ビタミンAは、夜間の視力の維持を助ける栄養素です。
ビタミンAは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
450IU 2000IU
βカロテン
(ビタミンAの前駆体) 1620
μg 7200
μg β-カロテンは、夜間の視力の維持を助ける栄養素です。
β-カロテンは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
ビタミンB1 0.30mg 25mg ビタミンB1は、炭水化物からのエネルギー産生と、皮膚と粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
ビタミンB2 0.33mg 12mg ビタミンB2は、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
ビタミンB6 0.30mg 10mg ビタミンB6は、たんぱく質からのエネルギー産生と、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
ビタミンB12 0.6μg 60μg ビタミンB12は、赤血球の形成を助ける栄養素です。
ビタミンC 24mg 1000mg ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素です。
ビタミンD 1.5μg 5μg ビタミンDは、腸管のカルシウム吸収を促進し、骨の形成を助ける栄養素です。
60IU 200IU
ビタミンE 2.4mg 150mg ビタミンEは、抗酸化作用により、体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける栄養素です。
葉酸 60μg 200μg 葉酸は、赤血球の形成を助ける栄養素です。
葉酸は、胎児の正常な発育に寄与する栄養素です。



なお、栄養機能食品には、栄養機能表示だけでなく、注意喚起表示も記載しなければなりません。各栄養素に共通した注意喚起表示は以下の通りです。
「本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の目安量を守ってください。」
亜鉛、銅、マグネシウム、ビタミンA、葉酸については、上記以外に個別の注意喚起表示が必要ですが、ここでは割愛します。

栄養機能食品は、あくまで当該栄養素が(基準量の範囲内で)含まれていますよと、メーカーが表示しているに過ぎません。
日本人の栄養所要量(食事摂取基準)と比べてみても、その量は決して多いとは言えません。
もちろん、普通の食事から摂取することも勘案して、このような基準が定められたと思いますが、積極的な健康の維持・増進、生活習慣病予防目的という観点から見ると、成分量が十分ではない気がします。
ですから、健康食品を選ぶときに栄養機能食品であるかどうかはあまり考慮する必要はありません。
それぞれの栄養素の含有量や原材料を比較検討して、なるべく多く入っているもの、吸収率がよくさらにゆっくりと吸収されるものを選ぶといいでしょう(疾病などのため特定栄養素の摂取を制限しなければならない場合はのぞきます)。








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最終更新日  2007.11.18 15:29:03
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