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ゆる体操のなかに、腕支え腰モゾモゾ体操ってのがある。
高岡英夫氏のほとんどの著書で紹介されている体操なのだが、なかなかこれが難しい。 少なくとも僕は、ゆる体操の中でも特に難しい、苦手と感じていた。 最近、雑誌「秘伝」で毎号この体操の詳細な説明がされている。それで、少しずつやり方のコツがなじんできていたのだが、今日読んだ12月号の記事も、かなり深かった。 腰の仙骨・腸骨周りをゆるめるだけでなく、上半身のほとんどの部分を分解させることができる体操と言うことが、改めて分かった。 記憶に残っている記事を書いておこうと思う。 (記憶違い、解釈違いがあったらすんません。興味のある方は原文を参照ください) ・机につく手は肩幅、足の幅は、腰幅程度。 ・体重のかけ方は、足:腕=2:1~3:1 ・上半身の傾きは30~45度。この角度で腕をつくと、腕が緊張しにくいメリットあり。 ・寝て行う腰モゾモゾ体操は、重力線に対して直交。まっすぐ立ったときは重力線と平行。腕支え腰モゾモゾ体操の角度はこの中間。 ・上腕~手首を一直線にする(肘抜き)ことにより、腕の筋出力をできる限り少なくする。 ・甲腕一致で肩胛骨を立てる(肩抜き)により、肩胛骨と肋骨の間がはがれるようにする。鎖骨も肋骨から浮くようにする。 ・肩関節から上(いわゆる肩包体)が肋骨から上方にはがされて浮くようにする。これにより、肋骨から下の胴体(肋体)は重力で下方に垂れ下がる。 ・肋骨と肋骨の間がゆるみ、常時ずれ合う形になる。 ・足は股関節から、さらには胸椎12番から吊り下げられるようにする。 ・脱力し、重みを持って吊り下げられている部分は、擬態語で表現すると「ブラブラ」した状態になる。(「フラフラ」でも「プラプラ」でもない。) ・四足動物に近づける。人間の体の構造上難しいことであるが、腕支え腰モゾモゾ体操は、実は四足動物を志向して考案されている。 ・四足動物的な運動=ハイハイを、体が固まった大人がやることは、なかなか困難。下手にやると体をこわす。 ・3歳児くらいまでは、上手にハイハイができる子どもが多い。ハイハイが苦手な子どもは、肩包体が固まりつつある恐れがある。 ・親子のふれあいを通して、ゆるめてあげると、そのメリットは計り知れない。(イチローの例) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.11.16 00:30:32
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