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April 12, 2021 コメント(6)
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全25件 (25件中 1-10件目) Travel 富山、石川
カテゴリ:Travel 富山、石川
流石に朝食はちょっと控えめにしたつもり。 とにかく、野菜、野菜、野菜が必要~。 ホテル日航のパンはほんとにおいしー。 最高だったホテルを後にし、五箇所村へ向かう。 さよなら~、金沢~。 今回、唯一の世界遺産、五箇所村。 白川郷と五箇所村で一つの世界遺産なのだ。(白川郷の記事はこちら) そろそろ、見えてくるんじゃない? あった、あった、あれだよ~! あれっ、これだけ? 「みたいだね」 駐車場の看板が建ってて、どうも家の近くに行くには車を置いて行かなくてはならないらしい。 白川郷みたいにお店とか食べ物屋さんがないし、降りても人様のお宅をじーっと見るのもねぇ・・・ 「じゃ、写真だけ撮って行こうか?」 駐車場近くの空き地に停車してhusだけちょっと降りて、パシャ。 駐車場(500円だったかな?)のおじさんたちが私たちをじーっ、じーっと見てる。 そして、「停車禁止」の看板をごそごそと抱え出した。 (早く、早くぅ) 郡上八幡に向かう途中、雨が激しく降り出して、着いた時にはこんな状態に。 シャワー強みたいに降ってて、降りられない~。 老舗旅館のおかみたち推薦のランチも何もかも吹っ飛んだ~。 「美濃どうする?」 (こんなんだもの、やめとく) そして土岐プレミアムアウトレットへ。 ざんざんぶりだ~。 何も買う物がなく、手ぶらで退散。←めっずらしー。 早く、早く、名古屋に行こう !
September 15, 2009
カテゴリ:Travel 富山、石川
木村拓哉=キムタク。 森下八左衛門だから「森八」。 ほほー、昔からこういう短縮したかたちってあったんだ。 三代目八左衛門の時、藩主利常の創意、小堀遠州の命名で「長生殿」は誕生した。 利常の時って・・まだ例の鯰尾兜の時代から「長生殿」はあるわけか。 すっごー。 さて、この小堀遠州はどんな人? 茶道とは、千利休 → 古田織部 → 小堀遠州と受け継がれた「美の系譜」なんだそうだ。 近江、遠江守を歴任しつつ、建築家としての才能も開花させていった。 二条城、駿府城の作事奉行だったから、ヴェルデ撮影のこれを見たらショックに違いない。 もしかして、ヴェルデさんのお茶は「綺麗さび」と言われる遠州流? 桂離宮、仙洞御所、南禅寺、龍譚寺etcの庭園は彼の作品。 「長生殿」に刻まれた文字も遠州によるもの。 「長生殿」って? 白居易の「長恨歌」より、 七月七日 玄宗皇帝と楊貴妃が 天にありては願わくはならん比翼の鳥 と語り合ったのが華清宮内の長生殿。
2本の幹で枝がくっついてるのはいいけど、翼がくっついてるのはうきぽさんとダリンじゃないと無理だなー。 華清池にある楊貴妃像。 3千人の後宮の女性が彼女1人の為に暇になっちゃった。 傾国の美女は意外とグラマーかも。 *実際は纏足のせいでこんなに堂々と立ってられなかった筈*
September 9, 2009
カテゴリ:Travel 富山、石川
岸朝子さんが「おいしゅうございます」と仰ったなら、買わねばなるまい。 金沢玉寿司「柿の葉すし」。 柿の葉にお寿司を並べてみると、こんな感じ。 左から、鮭、鯖、かに。←見ればわかる。 柿の葉寿しも笹の葉寿しも食べたいhusはこちらも購入。 by 芝寿し。 値段の横に930kcalと表示が・・・930!!!? 声にできずに指さしてhusに訴えるとお店の方が気にされて「何か?」 (あー、いえいえ、930kcalもあるのかと思って) 「お肉と違いますからー、ご飯なので大丈夫ですー」 って・・慰めにならない。 どっちもそんなに変わらないような・・柿と笹の葉ではどちらかというと笹の香りの方が好きかも。 husは酢飯好きなので両方おいしいと御満悦。 野菜不足、野菜不足、北陸に来てから。 ↑ だってお寿司ばっかり食べてる。 野菜ないかなーっ。 「サラダとか売ってないんだよ」 え!? 「野菜を買うにはこれを買うしかない」 創業180年、代々加賀藩の料理方をつとめる料亭、「大友楼」~! ! 金沢駅の駅弁だけでもこんなにたくさん出してる。 利家御膳、おまつ御膳もあるんだ。 知らないで野菜欲しさに買ったけど、ご飯といい、おかずといい、よかった。 お店はお昼でも6000円~の高級料亭らしい。 おいしいだろうな~。 それにしても、お米食べすぎだと思う。
September 5, 2009
カテゴリ:Travel 富山、石川
北陸に入って皆さまのお顔をじーっ、じーっと見ていると。。 関東圏と違うのだ。 どこが違う? 耳の下から顎までの線。 道場六三郎みたいな人は少ないけど、骨がしっかりしてる。 眉や目もしっかり。 心持ち、部品が下方め。 草食系男子率も低い。 石川県出身者でパッと思い浮かぶのは、森元首相、田中美里さん・・・ さて、利家とまつが祀られてる尾山神社へ。 利家の鯰尾兜はやっぱり長い。 流石、加賀百万石、どこもはげてなくて手入れが行き届いてるナ。 あちこちに前田家の家紋、加賀梅鉢。 利家は自称、菅原道真の子孫だけれど、若いころは信長に感化されて「傾城者」で有名だった。 女物の着物、毛皮、真っ赤な太刀、etc 派手好み。 金色の鯰尾兜も納得かも。 あの、蜂のお尻しょったような人誰? かぼちゃ!? 利家公って書いてる・・・ あら? 森蘭丸ばりのイケメンだった筈では・・・ 蜂のお尻は母衣と言って、流れ矢を防ぐ為の防具だったらしい。 利家は信長の「赤母衣衆」で活躍していた。 軍勢ごとに、黒、黄色と敵味方わかるようになってたそうな。 こちらがまつ。 利家はケチで有名だけれど、藩の財政はしっかりしてて、家訓として財力を蓄えるように指示していたと思われる。 その上、他の大名に多額の貸し付けもしていて、催促するなとまで言ってて、お金の使いどころを見極めてた男だ。 明治になって建てられた神門。 ちょっと色がついて見えるのはステンドグラス。 神社の門とは思えない建物だと思ったら、ドイツ人の設計だった。 幕末までに荒廃していた神社を明治になって整えた時、日本初の避雷針も設置される。 由緒正しい土地柄なのに、新しい物もどんどん取り入れていく加賀百万石、恐るべし。
September 2, 2009
カテゴリ:Travel 富山、石川
長町武家屋敷の野村家跡地に隣接する茶菓工房たろう。 和テイストだけど、シックで落ち着いた佇まいのお店。 まずはユニークな ★ お天気どらやき 137円 ★ 「弁当忘れても傘忘れるな」と書いてある。 こしひかりの米粉を使ったこだわりの自信作。 流石に食感がちょっともちもちしてて、歯ごたえのある感じ。 餡はマーガリン入りみたいだけど、そんなに感じず、米粉のどらやきにしては洋風な仕上がり。 ★ 五郎島スイート 168円 ★ 金沢特産の五郎島金時使用のスイートポテト。 甘さ控えめなので、ちょっと私には物足りない感じ。 ★ 地の香 7粒 347円 ★ こだわりのきな粉を水飴で練り上げ、和三盆をまぶした干菓子。 砕いたマカダミアナッツが香ばしくて和だけど平凡すぎないおいしさ。 ★ もりの音 13粒 347円 ★ あれ? 寒天って言ってなかった?って言うくらいカリカリカリっとお皿の上に落ちた。 丹波の寒天使用のたろう自慢の干菓子。 プレーン、抹茶、黒蜜、ブルーベリーと4種の味。 人工着色料を一切使わず自然な色にしあげた優しい色合い。 そとは角砂糖みたいにカリカリ、なかは噛むとプシュっと崩れる感じ。 モダンな和干菓子って感じかな。
September 1, 2009
カテゴリ:Travel 富山、石川
もし、明治の廃藩置県や藩籍奉還がなかったら・・・ 前田利家の金沢入城からの直臣、野村伝兵衛貞家は現代を見たら卒倒したかもしれない。 今も風情を伝える、長町武家屋敷跡。 なんと、2-3の資料館を除き、住宅地である。 こりゃ、洗濯物も干せないし、ごみだって近くには集荷所ないでしょー、大変だー。 絵を描いてる人、観光客とひっきりなしにいろんな人が通り、立ち止まるんだから。 伝兵衛さんの鎧。 各奉行を歴任された伝兵衛さんは小柄だったもよう。 奥が上段の間。 お金に糸目をつけない総ヒノキ造りの天井、、紫檀、黒壇材を使った緻密な細工造りとなっている。 ギヤマン入り障子戸は嘉永年間としては凄い、凄い、物だったらしい。 手前が謁見の間。 伝兵衛さんちは門と土塀だけを残し、菜園となってしまったし、その後大正には土地も分割されて大変なことに。 この2つのお部屋は「北前船」の豪商、久保彦兵衛さんが藩主を招いた豪邸の一部を移築したもの。 ここに野村家はあったけど、何も残ってないってことか。 上段の間から見える庭園。 藩主利家と同様、尾張への郷愁から、北陸には成育しない山桃を持ってきている。 アメリカの日本庭園ランキング3位の庭なんだそうな。 って、1.2位はどこ? 蒔絵花卉宝船図重箱(江戸時代中期) 金色が多いのは、やっぱり金沢だから? 黒のお重もいいけど、艶消しの金色もこうしてみると綺麗。 蒔絵松硯箱。 金沢を代表する加賀蒔絵工芸家、西村松逸作。 漆工芸でもやっぱり金沢色ってあるような気が。 硯の上にちっちゃいやかんみたいのがあって、これに水を入れて墨をするのかな? 「お金があって、ここに住むことができたらさー、大変だよねー」 「ご近所の取り決めとかぁ、家系調べられたりするのかな?」
August 30, 2009
カテゴリ:Travel 富山、石川
「忍者寺ってあるけど、行きたい?」 (忍者のショーなの?) 「忍者の仕掛けのあるお寺だって」 (行きたい!) 忍者寺は要予約。 兼六園にいる時に予約してもらった。 忍者寺に行けるんだ! ! 軽装、サングラス、帽子は× 小さな子供も× 全行程40分、途中退出× 内部撮影× な、なんだか緊張してくる。 ふ、ふるーい。 金のとんがり兜、前田利家、銀のとんがり兜、前田利長に続く第三代藩主、前田利常の時代、徳川幕府は家光が将軍となり、なんくせをつけては古くからの大名を改易にさせていった。 いつ何どき、前田家に刺客が放たれるかわからない。 利常は一見寺院群に見える警護組織を構え、その中心となったのがこの妙立寺だった。 幕命で3階建て以上の建物は禁止だったため、表向きは2階、内部は4階、7層となっている上、見張り台まで設けられていた。 歴代前田家藩主の祈祷所であるから、身を守る為のさまざまな工夫がなされている。 仕掛け賽銭箱: 床に賽銭箱が作られていて、敵が正面から侵入してきた場合、賽銭箱の枠をとって落とし穴として使った。 金沢城まで続く井戸: この寺は井戸を中心に作られていて、各部屋の仕掛けはこの井戸に出られる構造となっている。 有事の際にはこの井戸を通って、金沢城に逃げる。 *実際は金沢城まで続いているかは確かめられない* 明りとり階段: 障子から射す、光で明りをとり、侵入者の足の影が見えたら内部から槍で刺す。 本堂裏隠し階段: 一見、雑なつくりの戸にしか見えないけど、戸を引いて、敷居をはずし、板をはずすと、 外に出られるこんな階段が出てくる。 殿さまを逃がし、また戸をしめて置けば、わからない。 また、右側の戸は階段で戸を2枚とも開けない限り、その階段は見えない。 敵をおびきよせ、隣の階段から逃げることも可能。 片どんでん返し: 階段下にある、見過ごしてしまうくらいの小さな扉。 一度入ると内側からは開けられない。 4畳の小さな部屋で4畳=死を表す。 敵に首を取られないため、ここで切腹し、火を放つための部屋。 *幸いにもこの部屋が使われたことはない*
昔の人は本当に小さかったんだと思う。 本堂以外は天井は低いし、とにかく狭い。 こんなとこで刀や槍で戦えるのか。 老朽化が進んでるので既に公開できない部屋もたくさん。 金沢市、お金持なんだから、これ、ちゃんと保存してくださーい。 私たちの次の組みは外国人御一行様だった。 ああ~、軽装×、サングラス×、帽子×なのよー! 団体のガイドさんが写真撮影×を告げると一同一斉に、 OH ! NO ! Ninja ! Ninja! そりゃ、そうだろーなー。
August 28, 2009
カテゴリ:Travel 富山、石川
お昼は兼六園近くに戻って、思いっきり茶屋風のお店で冶部煮を頂く~! 坂道を登っていくと金箔のお店があったので、コスメをcheck. えっと、 あった、あった、純金入りコスメ。 細かい金箔が入ってるローションでテクスチャーは重め、しっかりうるおう。 リキッドファンデが綺麗に決まる。 ポンプ式なので使いやすいし、楽天でリピートするつもり。 会計の間にhusが坂道をちょっと行って戻ってきた。 「お店ないよ」 え? (すみません、このへんに◎◎ってお料理屋さんないですか?) 「聞いたことないですね・・ちょっと待ってください」 と、お隣の陶器のお店に聞きに行ってくれた。 「お店閉めちゃったんですよー、後継ぎさんいなくてね、ご高齢で」 え!?? 閉めちゃったんなら仕方ないんだけど・・・茶屋・・素敵な和風のお店体験が。。 せっかく来てくれた陶器のお店の方から 九谷焼のふくろうを買い・・・ 調べておいたもう一軒のお店「曲水宴」に行くことに。 「冶部煮ってどんなの?」 (よくわかんないんだけど。。あんかけみたいなのに鶏か鴨が入ってるらしいよ) 冶部煮とは: 秀吉の兵糧奉行だった岡部冶部右衛門が朝鮮半島から持ち込んだという説やフレンチのジビエに由来するとか、じぶじぶ煮るからとか諸説あり。 じゃーん! 金沢名物、冶部煮丼。950円。 心持ち、とろっとしたあんは薄めだけど「だし」がきいてて、上品な感じ。 金沢名産の麩、たけのこ、しいたけ、なると。 京都ほど薄くないし、新潟ほど濃くない。 ちょっと、鴨が入っててアクセントになっている。 「おいしいね、冶部煮丼」 (ほんとだねー) 「後で茶屋体験しに行ってもいいよ?」 (だって、次、忍者だもん。こんなに食べたし) 茶屋体験は逃したものの、冶部煮丼はおいしかった。 曲水宴 (喫茶店 / 北鉄金沢、金沢、野町)
August 26, 2009
カテゴリ:Travel 富山、石川
加賀百万石の城下町としての格式と賑わいを今に残す東茶屋街。 今でも8軒が営業を続け、20名の芸妓さんがいると言う。 緑奴さん、21番目の芸妓さんとしてどうかしら? こちらも外国人率高し。 一眼レフ片手の大荷物の方が多い。 どこからともなく三味線の音が。 テープ? あ、止まった。 お稽古中なんだ! どのお店にもかかってる干しとうもろこし。 お寺の札つき。 魔よけと商売繁盛だったかな・・ 「お茶屋体験しなくていいの?」 (お昼の冶部煮はお茶屋さんで食べるからここではいい) くうっ、森八に後髪ひかれるなぁ。 朝顔の弦もこうしたたたずまいだと映える。 全国のお寺や仏具etcの金箔を手掛ける「箔座」さんの蔵。 金閣寺もお宅で? ↑ 聞けないけど。 こんなところにかの国の方々を連れてきたら・・・ 振り返った時には白壁に戻ってるに違いない。
August 24, 2009
カテゴリ:Travel 富山、石川
日本三大名園と言えば、水戸の偕楽園、岡山の後楽園そして金沢兼六園。 宋の時代、「洛陽名園記」の中で、 「宏大」であれば、「幽邃(ゆうすい)」(静寂さと奥深さ)がなくなってしまう、 「人力」が加われば、[蒼古(そうこ)」(古びた趣)がなくなってしまう、 「水泉」(滝や池)を作れば、「眺望」を臨むことはできない、 この六つを兼ね備えてるのは惟湖園しかないと言う、記録があって、これに負けじと造ったのが、「兼六園」らしい。 金沢市のシンボルともなっている徽軫(ことじ)灯篭。 お琴の糸を支える琴柱(ことじ)に似てるからことじ灯篭。 明治時代に片一方の脚が折れちゃって長さが違う。 冬には「雪吊」が施される松たち。 流石に兼六園ともなると外国人率があがり、ボランティアガイドさんが 「スノー イズ ヘビー」と言ってるのが聞こえる。 わかってくれてるかな? 「ビー ケアフル!」 え? 何か危険な物が? 振り返ると こんな状況に。 70歳くらいのガイドさんと3人の外国人。 何がbe carefulなのかはわからなかったけれど、私よりコテコテのカタカナEnglishを外国人がじーっと真剣に説明を聞いていた。 たまに質問があるんだけど、近くで聞いてる私でも聞き取れるくらいゆーっくり、ゆーっくり話していて、お互いに理解しようとしてる努力が感じられて微笑ましかった。 朝、小雨がぱらついてた為かガイドさんは傘を4本持ってる。 多分、ボランティアガイドさんなのに、こうやって気を遣ってるのがいいなー。 園内には何軒かお茶屋さんもあり。 お菓子とセットで~って書いてあるけど、朝食べすぎてるので無理。 1時間くらい歩いたろうか。 小山みたいのにも登ったんだけど・・・ バックパッカーの汗汗外国人から見れば、殆ど手ぶらだし。 あれだけ食べた分のカロリー消費はできてないと思われる。
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