|
カテゴリ:【POP!】スタッフ日記
こんばんは、はんぺんです。
最近はめっきり見かけなくなった和式のトイレ。特に、都内の公共施設ではほとんど洋式なのではないでしょうか。ところが先日、私がたまたま入った公共施設のトイレは和式でした。しかも、4つあるトイレ全てが和式。選択の余地がありません。 洋式と違って、和式はちょっと面倒臭いのが難点。いちいちしゃがんだり、立ち上がるのが億劫です。しかも私の場合、血圧が低いので立ち上がる瞬間にクラッとするのもしばしば。トイレ内で転ぶのは、いくら清潔なトイレでもご免こうむりたいと必死です。 しかし、久しぶりに和式トイレを使ってみると、「あれ?」と思いました。和式のトイレって、使うたびにスクワットをするようなもので、自然に下半身を鍛えられるんです。1日にトイレに5回行く人なら、スクワットも1日5回。1週間で35回、1ヵ月で140回、1年でなんと1680回! 積もり積もれば、かなり大きな運動です。これが年々積み重なっていくのですから、一生洋式トイレを使う人と一生和式トイレを使う人とでは、下半身の強さに歴然とした差がでるのが容易に想像できます。 以前、【POP!】のイベントで吉野先生が紹介してくれた『女は毎月生まれかわる』という本にあったのですが、昔の女性は下半身の筋肉が鍛えられていたので、月経のとき子宮に経血を溜めて、膣を締めてでないようにして、トイレで尿といっしょに排出するよう、自分でコントロールできていたそうです。それに対して今の女性は、下半身の筋肉が弱くなったのに加え、ナプキンが改良されたのもあって、経血の垂れ流し状態になっているとか。また、その延長上として、若い女性にも尿もれが増えているそうです。 本のなかでは、昔の女性が月経血コントロールできた理由として、「和式の生活」が挙げられていました。和式の生活のなかには当然、トイレも含まれていたのだなぁと改めて感じました。健康のためにはトイレは和式!? もっとも、それがわかったところで、そう簡単に家のトイレをリフォームできないのが難点ではありますが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|