2005/04/10(日)01:07
エオリエ諸島(シチリア)
シチリア旅行、どこに行こうかなあと考えていたら、エオリエ諸島っていう島々があったことを思い出しました。
こちらのサイトに地図があります→http://www.eolieonline.net/descrizione.htm
自然が好きな人なら、世界遺産の自然遺産に登録されている島として、ワインが好きな人なら、デザートワイン、マルヴァジーア・デッレ・リパリの産地として、映画が好きな人なら、「イル・ポスティーノ」の舞台として、名前を聞いたことがあるかも知れません。
ホメロスによると、エオリエ諸島は、ギリシャ神話の風の神アイオロスと、火の神ウルカヌスが別荘にしていたという島々です。
全部で7つの島があり、リパリ島、サリーナ島、ストロンボリ島などが知られています。
私がエオリエ諸島を覚えていたのは、マルヴァジーア・デッレ・リパリの産地としてです。
このデザートワインは、マルヴァジーア種のぶどうを9月の後半に収穫して、棚に広げて天日で最低15日乾燥させてから醸造します。
ということは、旅行の時期がちょうど収穫期と一緒です。
ぶどう畑を見るならサリーナ島がいいみたいです。見てみたいなあ。
その次に気になるのが、ストロンボリ島です。
ストロンボリには、ヨーロッパで唯一、いつも噴火している火山があります。
15~20分置きにどかんと噴火する花火のような噴火だそうで、夜見ると、美しくて迫力満点らしいです。
ぜひ見てみたいのですが、そのためには1泊しなくてはなりません。
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左上は、一番大きな島、リパリ島
右上は、ストロンボリの火山。これを見るには、往復で4時間山道を歩くそうです
左下は、棚で干しているマルヴァジーア。分かりにくいけど後ろにある緑のものは全部サボテンです。フィーキ・ディ・インディアが生るのかな
右下は、ストロンボリ島のプンタ・レーナというレストランの「生の小エビのレモンがけ」。白ワインと一緒に食べたい!
エオリエ諸島へは、ミラッツォという町から船で渡るのですが、便があまり無いようなので、島に行くなら、泊りがけになりそうです。
今回の旅は、あまり移動しないでのんびりしよう、という方針なので、エオリエ諸島は無理かもしれません。
でも、いつか行きたーい。