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プレッツェーモロ
イタリアで食べ歩き旅行をするぞ!そのための情報収集と準備の過程を記録します。
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エビの殻から取った出汁って、おいしいですよねー。
和風にお味噌汁にするのもいいけど、洋風料理なら、アメリケーヌってのがありましたね。
これ、フランス料理のソースですよね。
ソース・アメリケーヌ。
イタリアでも、レストランで、イセエビのアメリケーヌ、出したりします。
イタリア語の名前は、アッラ・アメリカーナ all'americana。
直訳すれば、アメリカ風。
オマールやロブスター、そしてスカンピも使うことがあるこのおいしいソースが、なんでアメリカ風なの?
不思議ー。
一説では、元々の名前は、“アッラ・アルモリカーナ”だって言う人もいるんだって。
アルモリカ風っていう意味。
アルモリカは、イギリスとノルマンディー地方の一部の古い地名。
で、トマトが入るこのソースの、どこがアルモリカ風なの?
実はこの質問、多分、地元の人にも答えられないみたい。
世間一般に言われている説は、フランス料理研究の大家、キュルノンスキーって人が発表したもの。
1860年頃、プロヴァンス出身の、Pierre Fraisse ピエール・フレッス(?)っていうシェフがいました。
この人、シカゴで長く働いた後、パリに戻って、“ピーターズ”っていう、“ピエール”をアメリカ風にした名前の店を開きます。
ある日、通常の営業時間が終わった後に、大切なお得意さんがやって来て、すぐに食事がしたい、と注文しました。
でも、魚や肉は、もうない。
残ってるのは、オマールだけ。
あっ、そうだ、ひらめいた!
故郷のプロヴァンスでイセエビを使って作る伝統料理を、オマールで作ってみよう!
この料理が、なんと大好評!
お得意さんに、「なんて言う料理なんだい?」と聞かれて、シェフは、「イセエビのアメリカ風です」、と答えたんですねー。
オマールをアメリカ帰りの発想で料理したら、“なんちゃってイセエビ料理”になっちゃったてこと?
あまりにも唐突で、ちょっと納得しにくいけど、フランスとアメリカという2つの世界に捧げた名前、と、解釈されてるみたい。
イタリア風イセエビのアッラ・アメリカーナ。ややっこしい。
↓
www.pizzocalabro.it/Cucina_pizzitana/aragosta_all'americana.jpg
ソース・アメリケーヌの作り方。
フランス語だから、写真から想像してみて~^^
↓
www.meilleurduchef.com/cgi/mdc/l/fr/recettes/sauce_americaine_ill.html
こちらはカニで作るアメリケーヌ。
豪快!
↓
www.chefsimon.com/americaine.htm
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