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テーマ:~広島東洋CARP~(4355)
カテゴリ:つれづれ
1月3日ほど,気が滅入る日もない。
12月28日にすべてをリセットして酒に酔い,以後5日間体内の邪気を祓うためにアルコール消毒を続けてきたというのに,明日から通常モードに戻さねばならぬ。実に不条理だ。 ところで,元日の主要スポーツについてはとりあえず置くとして,今や新春の主要行事になった箱根駅伝で,3校も棄権するという大波乱が起こった。しかも,ディフェンディングチャンピオンの順天堂大,優勝候補にも数えられた東海大,近年ふるわずといえども優勝経験もある名門大東文化大だけにことは穏やかではない。最も危機管理が出来ているであろうスポーツ界の名門が討ち死にしたのだから。 東海大のアンカーは踏切でつまずいたのが原因らしいが,順大と大東大のランナーは極度の脱水症状に陥って走行不能となったようだ。確かにかつての箱根駅伝は途中で給水することが認められておらず,それで毎年脱水症状を起こしてリタイアする選手が,しかもエース格で続いたことから区間の途中で給水する制度が出来た。それなのにこの結果。関東陸連会長は相当ご立腹のようで,多分相当運営委員は頭を悩ませる(しかも来年は記念大会で5校増える)ことになるだろうけれども,それはさておき。もし,同じ走者に,同じコースを日を変えて10回走れと言ったら,記録はともかく10回とも絶対に脱水症状なんて起こさず完走できるはずだ。それだけ,箱根駅伝を走るというプレッシャーは厳しいのだと思う。走る選手だけでなく,走者を選ぶ監督にも様々な迷いが生じるのだろう。実際に,順大の5区の走者は昨年末以来体調不良を繰り返していたという。ならなぜ走らせるというのは第三者の戯言でしかない。その決定に至るには様々な要因があるのだろうし,チーム構成上動かせない(何と言っても山登り区間だ。昨年までなら順大には神様がいたのだが)という事情もあったのかもしれないから。 それだけ,チームを背負うプレッシャーというのは大変なのである。しかも,歴史があってOBも関係者も多く,かつ一定のファンの期待をも背負わなければならないチームならば余計である。そのプレッシャーの度合いは多分その2乗にも3乗にもかかってくるだろう。 ところで,昨年11月,不条理な言い訳をして本心か演技か分からない涙を流した挙げ句,タイガースにほいほいと移籍していった男がいる。確か彼は,かつて4番を任されたプレッシャーに耐えきれず,ファンのヤジに逆ギレした科で4番はおろか丸1年ほどレギュラーからも干された過去がある。あれから時は流れたが,タイガースの主力選手,しかも大金をはたいて迎えられた選手に対する期待と風当たりは壮絶なものがある。多分耐えきれずに心身とも脱水状態になるのではないかという気がしてならない。 ということをタイガースサイドも理解しているのか,早速元日から,彼とその前にやはり後ろ足で砂をかけて出ていった男と二人で手を取り合って始動したという記事を大々的に流した。こういうぬるーい配慮をしないと,何が起こるか分からないことも敵は察知しているらしい。これからしばらくの間,在阪プレスによる醜悪な賛美は続くものと思われる。まあ,「偉大なる将軍様」と同じレベルだと思って辛抱するしかないのかもしれない。 年の初めのためしとて(意味なし) BlogPeople ↑ポチッと,クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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