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テーマ:~広島東洋CARP~(4355)
カテゴリ:つれづれ
我が故郷に近い兵庫県高砂市には一願成就に御利益がある鹿嶋神社があり,子どものころから祖母に連れられてよく参拝した思い出がある。※公式サイトはこちら。
この神社はちょっと変わっていて,まず参拝前に蝋燭と香を焚く。そして,年の数だけ護摩札を取り,祭神の鎮座まします祠の周りをその数だけ回る。その間一心に思いを念じてこそ,願い事は成就するのだという。もちろん子どものころは年の数だけ回るのはものの苦労もなかったが,その間本当にそれが出来てたかどうかは怪しいけれども。今やろうとすると結構な苦行だ。多分途中で参道の名物柏餅のことばっかり考える始末になるだろうと思う。 さて,かつて清原和博が初めて以来,プロ野球選手のオフの心身鍛練として,護摩業に臨む選手がいる。昨年は廣瀬純が参加したところである(今年はロサンゼルスでトレーニングに励んでいるようだが)。もちろん,護摩の火を浴びたら野球がうまくなるなどという話はないのであって,一心不乱に護摩業に臨むことによって,集中力や修羅場での平常心につなげようとするのが主目的なんだろうと思う。これも本当に心がけ次第なんだろう。数を積めばよいと言うものではなさそうなのであって,最初は護摩を焚く火に圧倒されて一心不乱になることができても,だんだんと参加すること自体に達成感を持ってしまうことになってしまうことだってあるだろう。 護摩業といえば,昨年までカープにいた単細胞でチキンハートな新井貴浩君も毎年参加していた。今年も,行っているらしい。それはまあどうぞ気が済むようにというレベルの話だが,どうやら今年は,いかに自分はすごいことをやってるのかということを誇示することに主眼が置かれているようである。 新井、護摩行で誓った新天地阪神での飛躍(2008/01/14,日刊スポーツ大阪本社版) 確かかつてはここまでのことは書いていなかったような気がするが,とにかく自分はすごいことをやっているんだと言うことを宣伝したいという意図が丸わかりなのがおかしい。 それより何より笑えるのはこちら。どうやら護摩業まで保護者同伴らしい。 アニキ、きょう新井と合流…初の“兄弟競炎”(2008/01/14,スポニチ大阪本社版) >先輩・金本もきょう14日から最福寺を訪れる予定(非公開)だ。 >“兄弟”そろっての護摩行は実は今回が初めて。 >新井は「たまたま、そうなりました。でもボクはボク自身を鍛えるために来ていますから、 >金本さんと一緒だからということはあまり考えていません」 >と個々の精神鍛錬に専念する姿勢を強調した。 ここまで自白してくれれば付け加えることはないが,あえて一言。 嘘つきは泥棒の始まり うーむ。結局おとといと同じオチになってしまった・・・ 今日もコメントのしようなし。 BlogPeople ↑ポチッと,クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/01/14 02:48:51 PM
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