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テーマ:サンフレッチェ広島(155)
カテゴリ:つれづれ
中国新聞の読者投稿欄「広場」の片隅に,「記者手帳」というリレーコラムがある。昨年末にはカープ担当の小西晶君が非常に恥ずかしい中身のコラムを書き散らかしてくれて唖然とさせられたのはすでにネタにしたが,今日はサンフレッチェ担当の佐藤正明記者が「煙たがられても恐れず」というコラムを寄せていた。
中身は,昨年末にサンフレッチェの新社長決定の発表をスクープした際の裏話とその記事に寄せる思いだったが,何でも中国新聞が抜いたことで未だに球団の一部とはわだかまりが続いているらしい。 本当に,このチームの組織は腐りきっている。J2降格という事実を突きつけられて初めて危機感を持ったのかと思っていたら,どうやらそうではないらしい。実はまだ全然危機感を持っていないのではないかとさえ思える。本当にどうしようもない。 佐藤記者によると,球団首脳が「フロントの大改革」を掲げながらも,一週間過ぎても全然動きが出ない。天皇杯会場ではサポーターからの怒りの声も上がっていた。そこに,有為の人材と思われる本谷君内定の情報を掴んだ。以下ちょっとだけ引用で, >サポーターさえ疑心暗鬼に陥っているときだ。 >早く伝えた方が球団を含めたみんなのためだ。 >そう思って記事にした。 非常に素晴らしい。これこそ,サンフレッチェを追う地元紙の報道スタンスとしてあるべき姿だと思う。そして,こう締めくくっておられた。 >シーズン中も,指摘すべき点は厳しく指摘したい。 >たとえ,煙たがられようとも。 ぜひお願いします。 はっきり言って,昨年はそれが出来ていたようには見えない。その姿勢が見えたのは降格決定後の検証記事の時だけだ。シーズン通して,そのスタンスでどんどん動きの鈍いフロントとまだ危機意識が現実化していないかもしれない選手の尻を叩いてほしい。 ところで。中国新聞の報道姿勢は,「無用に不安をあおり立てない。事実は先駆けて報道する。」らしい。正直なところ,後者のほうはそれができているとはいいがたい。特にカープに関する記事は,「無用に不安をあおり立てない」という名目であるべき事実すら伝えないという,一種の大本営発表的報道姿勢ばかりが見えて,非常に歯痒い。それだけ松タブーというのは厳しいのだろうか。そういえば,最近木村雅俊氏の筆の冴えがないような気がする。しかし,この佐藤記者のスタンスは,ぜひカープ担当記者にも持ってもらいたい。そんな気がする。 話は変わるが,記者のコラムといえば,日刊スポーツ広島支社の柏原君がWEB-SITE上のブログでこんなことを書いていた。 カープ浮上のカギ「カワカマス」:柏原誠(2008/01/22) 中身については,あえて触れない。ただ懼れながら言わせていただくと,日本語もなっていないし,文章も冗長だ。言いたいことは分かるのだが,だからどうしたというレベルでしかない。早い話がこれではオーナーを僭称する偉大なる将軍様・松田元君の賛美でしかないのではないか。こんな日記を書いている暇があったらもっと足を使って取材しろ。ものの書き方を考えろと言いたい。 筆の力で,広島を変えよう。 BlogPeopleSIGMA People ↑ポチッと,クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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