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テーマ:~広島東洋CARP~(4355)
カテゴリ:つれづれ
今シーズンのペナントレースが終わって日本シリーズをやっているんだから当たり前だが,もうあれから1年たってしまった。自分が年を重ねていることもあるのだろうが,それにしても昨年のあの日からは,ことカープファンとしての私からすればあまりにも時の流れるのが早かったような気がしてならない。
不肖この私,湧き上がる怒りをこらえながらこれを書いたのを覚えている。それでも今から思えばよくこれだけ辛抱できたものだと思うくらい謙抑的だが(どの口が言うかって?そりゃ言うたもん勝ち!)その後の展開の醜悪さはもうネタにしながらあきれかえったものだ。 あの彼の記者会見は,どうしようもないくらいの猿芝居だったが,カープファンの中には見事にそれに騙されてしまった向きも多いようだ。いや,いまでも一生懸命騙されようとしている方も多いようだ。私に言わせればそれは現実から目を背けているだけに他ならない。現に,あの記者会見が終わった後に彼が,そして彼を操った者が取った態度はまさに一方的な侮辱ともいうべきものだったのであって,これを甘受することは本来許されないはずだ。まあ,あえて言えば彼はいろんなことをたくさん覚えられないので,あの日を境に非常にわかりやすい態度を取ったから見えてしまったともいえる。しょせん彼は芝居が打てるほどの能力はない。まあ犬山にいる「アイちゃん」のほうが頭がよく働くかもしれない。 まあやはりお天道さんはよく見ておられると言うべきか,彼は「オールジャパンの四番打者」の名を自ら辱めた挙げ句,腰椎骨折をしてたから打てなかったんですという自爆テロまで敢行して物笑いの種になったところである。そして,自らのバットでチームも沈めてしまった。さらに,これまで世間の目をごまかしながら悪事を重ねてきた,この喜劇を操った者もついに世論のバッシングに合うこととなり,動転して訳の分からない言葉を繰り返してやはり物笑いの種になった。しかし,それはいずれも自爆であり,カープの方が道理的に正しかったからこういう結果が出たわけではない。むしろ,あの一連の経過により露呈したカープというチームの構造的な欠陥は全く変わっていないどころか,プレスも取り上げずファンも目を背けた結果,最大の"CHANGE”のきっかけすら掴むことができなかった。そしてチームは結局Aクラスにすらなれず,11年連続Bクラスという屈辱的な数字だけが残った。これはやはり恥ずべきことと言うべきである。 私はBarack Obamaのように弁舌が立たないし,立ったからと言って何ができるかと言われれば何もできないのだが,あえて懼れながら申し述べるなら, 今のカープに必要なものはまさに"CHANGE"である。 来年は本当にそのラストチャンスかもしれない。 今年それなりに頑張ったから来年なんとかなるだろうと思っている向きもあるようだが,それは非常に甘い。確か最終戦の時も言ったが,結果の出せなかったチームはたとえ上積みがあったとしてもすべてリセットされてゼロからのスタートになるのである。来年は今年以上に厳しい状況におかれると考えねばならない。 しかし,やはり今思い出すにあまりにも悔しい。たとえ争いのレベルが低いとはいえ,京セラドームでタイガースを圧倒し,3番打者と4番打者がベンチから茫然と転落の現実を突きつけることができるチャンスだったのに,その参加権をむざむざ手放してしまった。非常に残念だ。 それでもにこにこと満足しているカープファンがいることがもっと残念だ。 今日も体調とテンションが上がらないので小ネタは休載。 BlogPeople ↑ポチッと,クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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