ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

いわゆるオフシーズンと言われる時期は，今日で終わった。

明日からは，赤ヘル戦士は沖縄で，そして日南で，スプリングキャンプに入る，すなわち，偉大なる球界革命戦争の序奏が奏でられるのである。

このオフシーズン，正直なところを言えば，とにかく何から何までいらつかされてばかりいたような気がする。確かに野村謙二郎新監督の体制になったとはいえ，これまでろくに結果を出せなかったコーチングスタッフは全く手を付けられず，当然のように補強なる言葉は徹底的にフロントによってなおざりにされ，挙げ句の果てにはいかなる事情があったにせよ，ルイスを取り逃がすという失態を曝してしまったのである。しかも，その穴埋めに必死になるどころか，あくまで失態を失態と認めたくないがために，口先だけでは４月までには合流できるように調査するといいながら，明らかに第3の外国人扱いで獲得したアルバラードにいきなりポストルイスの役割を背負わせようとしたり，ドミニカン育成選手であるソリアーノとゲレロでいかにも穴が埋まるかのような悪質な情報統制すらされているのである（いや，本当に穴が埋まる活躍をしてくれたらなんにも言わない）。

本当に，この野球会社マツダ個人商店やその参加の大マツダ報道報国会の連中には，ひと言言ってやらずにはいられない。

てめえらカープファンをなめとるんか。

そして，

チームを本当に勝たせる気があるのか，　と。

しかし，明日からいよいよ赤ヘル戦士が動き出すのである。わずかに漏れ伝わってくる情報を見る限りは，各選手とも昨年までの甘えの連鎖を断ち切り，まことのもののふたる意気込みを，なんとしても野村謙二郎監督が言うとおり優勝するんだという意気込みを，感じ取ることはできた。そんな彼らのことだから，明日からのキャンプを開幕までの調整でぼちぼちと仕上げて，などという不心得者はいないはずである。

スプリングキャンプこそが，戦いの始まりなのである。

さあ，赤ヘル軍団の戦士たちよ，赤備えのおのこどもよ。２月１日，スプリングキャンプスタートから，全力でチーム内のライバルとの戦いを，戦い抜いてほしい。キャンプリポートの第１回目から，フィジカルのコンディション万全で，昨年までとは比べものにならないハードな練習を泥だらけになってやり抜く姿が報じられることを，期待して待っている。

それこそがまさに，偉大なる聖戦である球界革命戦争を戦い抜くために，必要な第一歩なのであるから。

戦士らよ，雄々しかれ。

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（後記）
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