ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

とにかく勝ってよかった。しかし，JSPORTS1の解説でいみじくも金石昭人が言っていたが，中身があるのは8回裏の攻撃と9回裏の守りだけである。後は全部駄目。いったい何やってんのという感じしか残らない。勝てたのは相手がスワローズだったからという評価しか出来ない。

今日は昨日の倉のインサイドワークがあまりにも酷かったからか，會澤を見切り発車のような形でスターターとして起用したが，その會澤もやはりブランクがあったから，インサイドワークという面では全く評価できなかった。5回表の畠山のホームラン，７回表の雄平の同点タイムリー。少なくとも防げた一打であったことは確かだ（もちろんそれよりも悪い結果が出た可能性があるから何とも言えないのだが）。何か今日に限っては白濱の方が落ち着いたリードをしていたようにも見える。先発の九里？あれは起用した方が悪い。意味が分からない。野村謙二郎のあほうならではの暴走というべきだろうが，他のコーチはそれを止められないのだろうか。だから緒方や山内をコーチとして評価できないのである。

まあ，今日は勝ったということでよろしい。ベイスターズが山口俊の力投で西宮に勝ってくれたおかげで，明日の直接対決を前に１ゲーム差を付けることが出来た。しかし，それはあってなきがごときと思わなければなるまい。明日の予告先発は大瀬良大地対能見篤史。これだけ見ると互角のように見えるが，西宮は明日は今シーズン最終戦である。巷間報道されているところによると藤浪晋太郎をリリーフ待機させるとのことである。確かにカープ打線も上向いては来ているものの，たとえば能見と藤浪を４，５イニングずつ，最後はオ・スンファンと繋がれたら，昨日今日と同じように点が取れるかどうか。疑問なしとしない。一方のカープは大瀬良からミコライオに直に繋がないと苦しかろう。永川勝浩がまあぼちぼちだけれども，中田廉はもう気持ちだけで投げている状態だし，中崎も安定感を欠いている現状，江草も僅差のゲームではコントロールままならぬ状態では，とても安心して送り込むことが出来ないだろう。いや，ひとつだけ手がある。前田健太を残り２試合リリーフ待機させることである。今年の内容ではとてもエースと呼べるだけの結果は出せなかったが，ここで恩を売ってかつポストシーズンゲームでフル回転となれば，いかなる結果になろうともメジャー行きをカープファンに容認させられるのではないか。ここまで来たら馬の鼻面ににんじんをぶら下げて鞭を入れる策に若くものはない。

とにかく，泣いても笑っても残り２試合なのである。ここまで来たら，格より調子なのである。調子のよい選手をどんどん使っていけばよいのである。どうもその点カープのオーダーの組み方はいまいちぴんとこないものがあって，これまた解説の金石昭人にちくりと当てこすられていたが，これも野村謙二郎のあほうが指揮を振るっている以上，そしてそれをこともあろうに「名将」などと持ち上げているバカが存在する以上仕方のないリスクだ。現時点で野村謙二郎の腹の中は知る由もないが，たぶん敵将和田豊は負けたら自分の首と引き替えくらいの意気込みでかかってくるだろう。それだけでもカープにはディスアドバンテージがあるのだ。まあカープにアドバンテージがあるとしたら，地の利と少なくとも攻撃陣は上向きであること（逆に西宮は攻撃陣がかちかちになっていた模様だが）くらいしかない。しかし，長月初旬には優勝に手がかかっていたにもかかわらず，野村謙二郎のあほうを筆頭とする首脳陣のアホ采配のおかげで
ずるずると引き下がっって行くのを指をくわえてみせられた恨みは，心あるカープファンの方なら残っているだろう。当然その思いは，全部残り２試合と，来たるべきポストシーズンゲームにぶつけさせてもらう。なまっちょろい野球やってたら，承知せんぞ，ほんまに。

最後にお詫びと訂正を。昨日の試合で７回にワイルドスローをやらかしたのは言うまでもなく武内であって，畠山ではない。眠気眼で朦朧としながら書いていたので勘違いをしたようだ。とはいえ言い逃れできないことなので，ここに訂正しておく。

何でもいいからふたつ勝ってみろ。

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