ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

試合結果だけ見たら，まあまあいいスコアだったので，これでもう安心だと喜んで脳内フローラ満開になっている向きもあるかもしれないが，私にいわせれば，まだまだ。

せっかく平日のオープン戦に怠惰なカープに対して3連戦を組んでいただいた楽天には申し訳ないしあまり梨田監督率いるチームを悪くいいたくもないのだが（そりゃ監督の資質ではメグとは比べものにならないし），まあ今日出て来たピッチャーの，しかも今日くらいの内容で打ち崩せなければハイそれまでョ，だ。正直言って，9点しか取れなかったのかい？というのが偽らざる感想だ。申し訳ないが今日の攻撃陣の結果はまあ参考記録である。それだけ，先週末のスワローズ戦の不出来ぶりは際立っていたし，一戦級のピッチャー相手では歯が立たないところが改善されたとは，とても言えないのだから。

先発の加藤拓也はそれなりによかったと見るが，手放しで喜ぶには早すぎる。現状のカープの投手陣ではもう彼は計算に入れないとやばい状況なのだ。そのくらいカープは現状で既に剣が峰に立たされているということを，もっと認識しないといけない。その点から見ると，本当に本当のラストチャンスかもしれない中村恭平の不出来さ加減には，がっかりさせられた。

今日はそのくらいでよかろう。勝ったからいいようなものの，これで負けていたら本当に今年のカープはおしまいと言ってもいいくらいの状況なのである。今日くらいの試合をしたところで，兆しが見えたとかこれで大丈夫だと思うのは，少々おつむが弱い証拠だと思えばよい。

すべては明日である。楽天が誰を先発させてくるかはなんとも分からないが，少なくとも今日と同じくらいの試合をしないと，非常にまずい状況にあることには変わりがない。とてもじゃないけど，手放しで今日の試合を喜ぶわけにはいかない。

これが最低限の結果なんだよ。優勝したければ。

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