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カテゴリ:つれづれ
本来なら昨日の続きを書くつもりだったのだが,どうにもまだ沸点に達した思考回路の熱は容易に下がらない。やっぱり1日2日でも短すぎたようだ。ということもあって,書くのをやめた。だいいちあまり気乗りしないような内容になるのは目に見えているのであって,そういう文章は不出来になるに決まっている。
それに加えて,若干の私事にわたることを述べさせていただくならば,本日6月26日は,私の誕生日である。年齢を重ねるとあまりめでたくも何もなくなるのであるが,今年は4回目の年男に当たる。次に干支が一回りしたときには還暦になるのだ。まあだからといって何もいうことはないのであるが,攻めてそこまではカープの黄金時代が続いてほしいものだ。なんせ,二十余年もの間暗黒時代に浸っていたのであるから,そのくらいのことを望んでも罰は当たるまい。 ということもあって,今日のこの日に不景気なことを書く気にもならないのだ。だから,きょうは雑談に徹することとする。たとえるならば,ざこば師匠の「ざっこばらん」,の足下にも及ぶまいが,そのひそみにならうというあんばいで。 さて,最近はWikipediaという便利なものがあって,この日に歴史上何があってということはすぐに調べがつくのである。当たり前のことであるが同じ誕生日の著名人,歴史上の人物がいるのであって,全部挙げたらキリがないが,カープに関わった人には堀場秀孝,鍋屋道夫という私と同世代以上のファンならば名前を覚えているであろう球人がいる。サンフレッチェには,選手としてはいないようだが,かつてコーチとして籍をおいていたランコ・ポポヴィッチがいる。そのほか,順不同アットランダムに挙げていくならば,三木鮎郎,ドクター中松,ジェリー藤尾,渡辺茂夫,斎藤努,太田房江,具志堅用高,角三男,山本スーザン久美子,皆口裕子,多治見麻子,鳥谷敬,豊ノ島,増井浩俊,中西里菜というなんとも煮詰まったそうそうたる面々が揃っている。人以外に目を移すとモーツァルトの交響曲第39番,拓殖大学,NHK大阪放送局,国際連合,ドイツキリスト教民主同盟,現行民事訴訟法とも同じ誕生日である。だからといってどうだといわれても,何もない。 ちなみに,全く同じ日に生まれた著名人としては,かつて2004年にタイガースに在籍したロドニー・マイヤーズという投手がいる。その頃は忙しくてあまり野球をチェックできていなかったのでほとんど記憶にないが,来日初登板で札幌ドームでラミレスにサヨナラヒットを打たれ,さらに同じ札幌ドームで延長11回裏に3点リードをタイロン・ウッズに逆転サヨナラ満塁ホームランを喰らってはき出したという逸話が残っている,らしい。 話を少し戻すと,やはり私個人的には,角三男対堀場秀孝の因縁の対決の印象が強い。年は1歳違い,三菱重工三原に在籍して広島マツダ,電電中国の補強選手として活躍するなどヒロシマ球界にも縁の深い角に対して,慶應大学→プリンスホテルとまさにアマチュア球界の王道を歩みながら結局ドラフト外で1983年にカープに入団した堀場。堀場のルーキーイヤーである同年はもちろん角はジャイアンツのストッパーとして君臨していて,カープはジャイアンツに開幕から6連敗を喫することとなる。それを止めたのが角に対して代打で起用された堀場のサヨナラヒット。これを見た古葉監督はその後角に対するヒットマンとして堀場を起用し続けることとなる(ただ,その後めぼしい戦果を挙げた記憶はあまりないのだが)。古葉監督という人はこういう対人的な因縁というものをよく利用した人で,このほかにも西本聖対長嶋清幸,小松辰雄対長内孝,尾花高夫対山中潔,山本和行対小川達明というマッチアップもあった。少し余談めくが角三男が先発をクビになったひとつのきっかけは,1978年7月に札幌円山球場でジャイアンツ投手陣がカープに対して1イニング10四球6押し出しという怪記録をやらかしたときの先発投手だったこともあるのかもしれぬ。一方の堀場は,その後古葉監督に殉じてホエールズに移籍した後,ジャイアンツで現役生活を終える(ただし角はファイターズに移籍していたので交わりはない)。その後BBM社に籍をおいていたこともあったが,現在は故郷の長野に戻って県議会議員なんだそうである。 で,こういう話をだんだんと延ばすとやがて止まらなくなるのでこの辺でおくとして,今飛び込んできた今日のニュースとして,将棋の藤井聡太四段がついに二九連勝の新記録達成,しかも四段昇進後初対局からの記録。きっと今後も語り継がれる一日となるのだろう(なお,これを書いている時点でWikipediaには上がっていないが)。 ちなみに,今日は全く脈略もなく書く予定であったので筋書きもなければ落ちもない。まあ,こういうフォーマットを作っておけば来年も同じ手が使えるかな,という思惑がある程度である。 最後に例によって告知を。今夏開催予定の「和装オフ会」に興味のある方はこちら,またはこちらから。 ポポヴィッチ監督という線はないのかねえ。 BlogPeopleSIGMA People (告知) 姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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本来日曜日中にリリースがあるべきだったと思いますが、今のとこサンフレッチェは監督人事について全く動きが見られませんね。
このままだとパトリックが加入しても、1-1の引き分けと1点だけ取って2点以上失点しての負けが増えるだけになりそうですね。 (2017/06/27 04:57:38 AM) |