ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

昨日，いや日にちが変わったので一昨日だが，久し振りに飲み歩いていたという行状のせいで，すぐに更新するに能わなかった。もっとも理由はそれ以上でも以下でもなく，まあいい試合の部類に入るものだったことは間違いない。このところ外で呑みながらカープを見ると負けが続いていたのだが，こういう試合だと，酒も肴も進むというものである。

翻って今日は，まあ正確には昨日だが，どうもすぐにものを書く気が起こらなかった。なにか頭の中がもやもやとしたのが消えなかったのである。唯一の救いはマジック対象チームが負けて数字自体は減ったことだが，どうもやりきれない気分だけが残るのである。

試合内容について言うならば，正直なところ一昨日の試合とあまり径庭はない。違いはピッチャーが踏ん張ったか踏ん張りきれなかったかというところだが，岡田明丈に責任をなすりつけるのはフェアではない。なにぶん彼はローテーションを１年通して守るのは実質今年が初めてのピッチャーなので，こういうことがこの時期に生じることは織り込み済みでなければならない。まあ確かに今日の点の取られ方は最低だが。攻撃陣もまあ５点取ったのだから，決して悪い仕事をしたわけではない。序盤の点の取れなさ加減には問題があるだろうが。

やはり今日の試合の論点は，９回裏，１点ビハインドで先頭の松山がヒットを打った場面での代打の選択に尽きるだろう。どれが正解手順と言えるのかは詰め将棋ではないだけに難しいのだが，メグの打った手は石原。私は風呂場でラジオの実況中継を聞いて，自分の耳が悪くなったのだろうかと思った。場内アナウンスの声からして，西川だと思い込んでいたからである。

あくまで私個人の見解ではあるが，あれは疑問手だったと思う。ていうか，この戦術自体が，あまりにもuniqueというべきか，あるいは古めかしいというべきか。今日日高校野球でもあまりはやらない。バントは百発百中で，決めつけたら一転強打に変えるだけの藝のあるバッター，それこそ晩年の川相のようなバッターであればよいのだが，正直ここで石原かあと思った。これについてはもっと掘り下げてみたいのだが，いかん眠たいので，今日は書かない。

しかし，もったいないねえ。

勝てたら勢いに乗れたのにねえ。

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